新型スズキV-STROM 800DE、日本上陸！

鮮やかなボディカラーも設定！

最高出力は82ps

3月17日、スズキは、新型「V-STROM（ブイストローム）800DE」を3月24日より発売することを発表した。

新型V-STROM 800DEは、2022年11月にイタリア・ミラノで開催された「EICMA 2022（Esposizione Internazionale Ciclo Motociclo e Accessori）」で発表されたスポーツアドベンチャーツアラーだ。

車体は高剛性のスチールフレームを採用。グラベル路を走行する時の視界を優先するように設計されたウインドスクリーンは、上下3段階に高さ調節出来る。樹脂製アンダーカバーやナックルカバーなどは標準装備。

ボディカラーは鮮やかな「チャンピオンイエローNo.2」のほか「グラスマットメカニカルグレー」、「グラススパークルブラック」の計3色。

搭載するエンジンは前後長が短い新開発のパラレルツインエンジンで、775cc水冷4サイクル2気筒DOHC4バルブ。82ps/8500rpmの最高出力と、76Nm/6800rpmの最大トルクを誇る。フューエルタンクはロングドライブを想定し、20リッターの大容量だ。

また、電子制御システムにS.I.R.S（スズキインテリジェントライドシステム）が設定され、さまざまな走行シーンに対応する。トラクションコントロールシステムには、専用のGモードがあり、荒れた路面でのコントロール性向上に貢献する。

足まわりでは前後にワイヤースポークホイールを履く。フロントは21インチとし、グラベル路での安定性と操縦性を高めた。タイヤはダンロップ製「TRAILMAX MIXTOUR」で、新しいセミブロックトレッドパターンが特徴だ。

速度など、メーターは5インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイに表示される。タコメーターはエンジン回転インジケーターとしても機能し、任意に設定したエンジン回転数に到達すると、タコメーターバーの点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせる。

ディスプレイ左側にUSBソケットを標準装備。スマートフォンやその他のデバイスの電源として使える。

新型V-STROM 800DEの価格は132万円。

文と編集・稲垣邦康（GQ）