■トヨタのコンパクトカー「ヤリス」と「アクア」の違いは?
国産自動車メーカーのなかで、もっとも多くの車種をラインナップしているのはトヨタです。
10年ぶり!? トヨタ新型「アクア」は7月発売? ユーザーが要望するコトとは
SUVやミニバン、セダン、コンパクトカーなど、さまざまなカテゴリで複数の車種を用意。姉妹車の関係にある「アルファード/ヴェルファイア」や「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」などは、将来的に統合されるとみられています。
コンパクトカーも複数の車種が販売されており、なかでも似たようなパッケージングのモデルとして「ヤリス」と「アクア」が共存しています。
ヤリスは2020年2月に登場。フルモデルチェンジを機に、前身の「ヴィッツ」から、グローバルで用いられていたヤリスに車名が変更されました。
一方のアクアは2011年12月に登場。マイナーチェンジや改良などを繰り返し、10年を迎えたロングセラーモデルです。
アクアのフルモデルチェンジのウワサも聞こえ始めていますが、改めてヤリスとアクアの共通点や違いを検証してみます。
ヤリスとアクアの外観デザインは、大開口のフロントグリルやシャープな形状のヘッドライトなど、共通点が多いのですが、これはトヨタの「キーンルック」というデザインコンセプトをベースにしているためです。
新型ヤリスはいまにも走りだしそうな躍動感のあるスタイルを採用。アクアはコンパクトハッチバックの王道ともいえる親しみやすいスタイルです。
ボディサイズはヤリスが全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm-1515mmなのに対し、アクア(クロスオーバー除く)は全長4050mm×全幅1695mm×全高1455mmと、アクアは全長が110mm長く、全高が45mm-60mm低く設定されています。
内装デザインは両車で異なります。ヤリスはインパネをより薄くワイドな形状とすることで、広さを感じられ運転に集中できる空間としました。また、小径化されたハンドルがスポーティさを演出するとともに、最近のトレンドともいえる大型ディスプレイも採用しています。
一方のアクアは、ピアノブラックやシルバーアクセントを施した内装で、洗練さと上質さを両立。センターメーターを採用しているのも特徴のひとつです。
※ ※ ※
ヤリスとアクアの共通点として、派生モデルが存在していることも挙げられます。
ヤリスの派生モデルとして、コンパクトSUVの「ヤリスクロス」とスポーツ4WDの「GRヤリス」をラインナップしました。
アクアにはSUV風に仕立てたアクティブな「アクア クロスオーバー」や、スポーティグレードとして「アクア GRスポーツ」が設定されています。
■ハイブリッド専用&2WDのみのアクアはちょっと不利?
パワートレインはヤリスとアクアで異なります。
もともとヴィッツはガソリン車のみ、アクアはハイブリッド車のみというすみ分けでしたが、3代目ヴィッツは2017年にハイブリッド車を追加。そしてヤリスでは登場時にガソリン車とハイブリッド車が設定されました。
ヤリスに搭載されるエンジンは、1リッターガソリン/1.5リッターガソリン/1.5リッターハイブリッドの3機種です。ガソリン車のトランスミッションは、CVTと6速MT(1.5リッター)が用意されるなど、ユーザーのニーズに合わせて選択することができます。
また、ヤリスの駆動方式は2WDと4WDが設定され(1リッターエンジン除く)、さらにハイブリッド車にはトヨタのコンパクトカーで初となるE-Four(電気式4WDシステム)が採用されました。
対するアクアはハイブリッド専用車なので1.5リッターハイブリッドのみ、駆動方式も2WDのみです。
そしてハイブリッド車というと燃費が良いという特徴がありますが、2013年11月にアクアが世界トップの低燃費となる37.0km/L(JC08モード)を記録しました。
しかし現在は新エンジンを搭載したヤリス ハイブリッドが、より実走行に近い測定法のWLTCモードで36.0km/Lを達成し、燃費ナンバー1になっています。なお、現在のアクアのWLTCモード燃費は29.8km/Lです。
価格(消費税込)については、ヤリスのガソリン車が139万5000円から216万9000円、ハイブリッド車が199万8000円から252万2000円です。
アクアは181万8300円から219万8900円(GRスポーツ除く)と、2WDのみということもあり、ヤリスのハイブリッド車よりも安い価格設定になっています。
※ ※ ※
2020年度(2020年4月から2021年3月)の登録台数は、ヤリスが13万1110台、アクアが4万8115台という結果でした。
アクアはモデル末期であることを考えると十分健闘しているといえますが、やはり全面刷新したヤリスとの差が広がっているようです。
2021年夏にも新型アクアが登場するのではないかとウワサされていますが、ハイブリッド専用車としてさらに燃費が向上を追求するのか、4WDモデルは設定されるのか、ヤリスとのすみ分けはどうなるのかなど、次期モデルがどのような仕様になるのか注目されます。
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