ハイブリッドカーの分野で世界の先端をいくトヨタ。1997年の初代プリウス誕生からもうすぐ20年を迎えようとしているが、今年1月のデトロイトショーでは、新たなハイブリッド技術“マルチステージハイブリッド”を発表し、「レクサスLC500h」に搭載した。今回レクサスヨーロッパがマルチステージハイブリッドの魅力を紹介する開発者のインタビュー記事を公開した。
レクサスは、マルチステージハイブリッドで何を実現したかったのか。その問いにレクサスインターナショナルの佐藤恒治チーフエンジニア(CE)は答える。「ハイブリッドを次なるステージへと昇華させたかった」。ハイブリッドはこれまでエコ化の技術とされていたが、マルチステージハイブリッドでは、そうした従来のハイブリッドのイメージを一新し、ハイパフォーマンスのための技術という新たな価値を作りあげたかったというのだ。
では具体的にマルチステージハイブリッドはどういった点に優れるのかという問いに対しては、佐藤CEはドライバーの操作に対して即座に反応するレスポンスの良さを挙げている。もちろん、ハイブリッドならではのスムーズさや効率の良さは犠牲にせずに、レスポンスのよい走りを実現しているという。
ハイブリッドシステムの魅力のひとつは、モーターの特性を生かして好きな時に求めるだけのトルクを発揮できることだが、マルチステージハイブリッドでは新設計のオートマチックトランスミッションの組み合わせにより、この点を際立たせているという。
これまでのトヨタ/レクサスのフルハイブリッド システムは有段ギアのトランスミッションを備えていなかったが、この点でレクサスLC500hは従来のものと仕組みが異なる。ちなみにLC500hのオートマチックトランスミッションのギア数は4段だが、運転すると10速ATのような運転感覚を得られるという。
佐藤恒治CEによれば、運転すればすぐに従来のハイブリッド車との違いがわかるという。3.5リッターV6エンジンとモーターを組み合わせたLC500hのパワートレインは、スタート時のトルクでV8ハイブリッドをしのぎ、さらに従来はほとんどがエンジンの出番となった高速域でも、モーターのアシストが得られるという。とりわけスタート時には、ホイールスピンさせることも可能という。
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