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【MotoGP】スチュワード責任者フレディ・スペンサー、今季限りで退任。サイモン・クラファーが後任に

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【MotoGP】スチュワード責任者フレディ・スペンサー、今季限りで退任。サイモン・クラファーが後任に

MotoGPスチュワードパネルの最高責任者について、2025年からはフレディ・スペンサーからサイモン・クラファーへと変更されることが分かった。

スチュワードパネルは3人体制がとられており、国際ロードレーシングチーム協会(IRTA)がチェアマン、FIMが2人のメンバーを指名し、FIMとドルナスポーツの代表者からの任命を受けて決定される。

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スチュワードパネルは規則にしたがってレース中のインシデントへのペナルティを科すかどうか、その場合のペナルティをどうするかといった重要な判断を下している。

そしてこの5年間は、そのスチュワードパネルのチェアマンに、ロードレース世界選手権500ccクラスで2度王者に輝いたレジェンドライダーのスペンサーが就任していた。

しかしスペンサーは2024年限りでスチュワードパネルでの役割を終えることとなった。後任には、元GPライダーで最近はMotoGPのコメンテーターも務めているサイモン・クラファーが指名された。なおスペンサーが今後FIMやドルナで別の役職に就くかどうかは、現時点では不明となっている。

スペンサーはスチュワードパネルチェアマンから退くことについて、次のようにコメントを寄せた。



「スチュワードパネルの初代チェアマンを務めることができ、現在の素晴らしい手順やスタッフを確立できたことは、非常に嬉しく思っている」

「チェアマンへの就任を依頼された時、私はこのスポーツへ貢献したいと望んでいたことからそれを引き受けた。そしてこの在任期間を誇りに思っている。将来、さらにエキサイティングなプロジェクトがあることを楽しみにしているし、サイモンの手によって、チームがしっかりと率いられていくと確信している」

そして新たにチェアマンとなるクラファーは、次のようにコメントした。



「この新しいチャレンジをとても楽しみにしている。この変化と任命を受けることは、これまで私が務めてきた役割から離れることにもなるため、軽々しく決められたわけではない。しかしMotoGPで7年間コメンテーターを務めたあと、私は新しい挑戦への準備ができている」

「ライダー、技術者、コーチそしてジャーナリストとしての私の経験を用いて、この新しい職へ臨んでいくことになるが、何よりもこのスポーツに対する愛と競技者へのリスペクトを持って臨んでいく。この責任ある役職に指名されたことを光栄に思っている」

なおクラファーへとチェアマンが交代されたことの背景には、スペンサーの下す裁定へ寄せられていた批判の声もあると考えられている。

最近では、スペインGPでアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)と接触し転倒した件についてヨハン・ザルコ(LCRホンダ)が、後に撤回こそしたが、スペンサーは「その仕事に向いていない」と批判していた。

その他にも2024年シーズンで言うと、フランスGPで発生したエスパルガロとエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)が関わったふたつの注目すべきインシデントに対して何の措置もとらないという決定が下されたことも、MotoGPの審判プロセスへの疑問を浮き彫りにしていた。

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みんなのコメント

1件
  • ロッシ
    裁定は難しい、誰が就任しても不可解なことは続くと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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