イタリア出身のマイクロマシン オーソリティ
フェラーリ N.V.(Naamloze Vennootschap=公開有限責任会社。オランダの企業組織形態)は2021年6月9日、新CEOにベネディット・ヴィーニャ(Benedetto Vigna)氏を任命したと発表。同年9月1日付けで就任する。
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ジョン・エルカン会長が暫定的に務めていたフェラーリCEOの座に迎えられたのは、半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(以下、ST)で経営幹部を務める人物。イタリア出身のベネディット・ヴィーニャ氏はSTで「アナログ・MEMS(Micro-electromechanical Systems)・センサ グループ」を統括してきたマイクロマシンのプロフェッショナルだ。
これからの自動車産業を変えるテクノロジーの理解者
ベネディット・ヴィーニャ氏は1969年生まれの52才。イタリアのピサ大学では原子核物理学を専攻し、2年の研究機関経験を経て1995年にSTへ入社。自身で立ち上げたMEMS事業を軌道に乗せた立志伝中の人物で、マイクロマシンに関する200以上の特許も取得している。今回の新CEO任命に関して、ジョン・エルカン会長は次のようにコメントしている。
「我々は、ベネディット・ヴィーニャ氏を新しいフェラーリのCEOとして迎えられることを嬉しく思っています。我々の産業に大きな変化をもたらすテクノロジーに対し、彼の深い理解、革新性、ビジネスの構築力、そしてリーダーシップは不可欠です。フェラーリと、この先に待ち受けている胸を躍らせる時代の情熱、そしてパフォーマンスの物語をさらに強化してくれるでしょう」
現在、自動車業界ではF1、量産モデルともにソフトウェア開発はハードウェアと同等、もしくはそれ以上に重要なテーマとなっている。半導体の世界に26年以上身を置いてきたヴィーニャ氏の知見は、ソフトウェアの高度化が勝負の鍵となる自動車業界にとって貴重なリソースとなるはずだ。
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