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オフロード系ミニバン「デリカD:5」のグレード選びはGパワーパッケージにOPトッピングがお得な理由を解説

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オフロード系ミニバン「デリカD:5」のグレード選びはGパワーパッケージにOPトッピングがお得な理由を解説

オフロードも得意なミニバンというユニークな存在
2007年から販売されている三菱の3列シートミニバン「デリカD:5」。長寿モデルではありますが、2019年にフルモデルチェンジに近いほどのビックマイナーチェンジを行いました。グッと今風になったデリカD:5は現在も人気が高く、安定して売れ続けている三菱車の1つです。

デリカは「オフロード走行もイケる3列シートミニバン」という唯一無二の特徴を持ちます。三菱がこれまでラリーを中心に培ってきたノウハウが生かされた4WDシステム「AWC」を採用。これにより、オンロード、スノー、オフロードなどあらゆるシーンで安定した走行を実現しています。また、最低地上高も185mmと3列シートミニバンとしては余裕があり、高い悪路走破性を実現。オフロードが得意なSUVは数多くありますが、オフロードが得意なミニバンは今のところデリカD:5だけと言ってもいいでしょう。

三菱「デリカD:5」 デビューから14年たった今も唯一無二な個性派ミニバン

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ビッグマイナーチェンジで先進安全装備や走行性能が進化
2019年のビックマイナーチェンジでは、近年の三菱のデザインコンセプトであるダイナミックシールドが採り入れられたほか、予防安全技術「e-Assist」を新規採用して運転支援機能を充実。車線逸脱警報システムやレーダークルーズコントロールが備わり、高速道路での長距離移動もグッと楽にこなせるようになりました。

さらに走行メカニズムも大幅に進化、主要部品の5割を変更したディーゼルエンジンは最大トルクを5%向上させ380Nmに、新開発8速ATを組み合わせてWLTCモード燃費は12.6km/Lに向上しています。

4WDシステムも進化して新たにヨーレイトフィードバック制御を追加、これにより車両の旋回運動を的確に判断してドライバーのステアリング操作により忠実な車両挙動を実現。以前よりもハンドリングの気持ちよさが増しました。

また新型モデルはディーゼルエンジンのみのラインアップとなったほか、エアロパーツを装着し都会的なイメージを演出した「アーバンギア」も追加されました。内装ではデザインを一新したインパネや、サバ杢(原木が二又に分かれるサバ部分)柄の立体木目を採用し、見た目の高級感が増しています。

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D:5が4グレード、アーバンギアが3グレードの展開
そんなビックマイナーチェンジを受けたデリカD:5に用意されているグレードは通常ボディが4種類、アーバンギアが3種類の計7種類です。それぞれの値段は以下の通り。

デリカD:5
P・・・・・・・・・・438万7900円~
G-Power Package・・・425万1500円~
G・・・・・・・・・・401万5000円~
M・・・・・・・・・・391万3800円~

デリカD:5アーバンギア
P Edition・・・・・・448万9100円~
G-Power Package・・・437万9100円~
G・・・・・・・・・・414万2600円~

ノーマルボディのエントリーグレードMのみ8人乗りのみ、アーバンギアの最上級グレードP Editionのみ7人乗りのみの設定で、そのほかのグレードは7人乗りと8人乗りの両方が設定されています。なお、機能系の装備内容はノーマルボディもアーバンギアも基本的に差はありません。

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エントリーグレードのMはオプションの制約が多い
エントリーグレードMとその一つ上のグレードGとの装備差は、見た目では、他のグレードが18インチタイヤを装着するのに対してMは16インチタイヤを装着しています。

一方、便利&快適装備に目を向けると、運転席側の電動ワンタッチスライドドアはMには用意されず、アクセサリーコンセントやステアリングヒーターも同様です。運転支援システムでは、他のグレードではオプション設定となっているマルチアラウンドモニターがMでは装着不可能となっています。オプションを色々と付け足していきたいとなることを考えると、オプションの選択肢が狭まるMは避けておいた方が良いと言えるでしょう。

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Gにオプションか、Gパワーパッケージか?
Gになると実用シーンで便利さを実感する装備が標準装備となって、Mでは装備できなかった運転席側の電動ワンタッチスライドドア、アクセサリーコンセント、ステアリングヒーターが標準装備となります。

Gで装着したいオプションとしては運転席パワーシート、ステアリングヒーター、運転席・助手席シートヒーターのセットオプション(8万8000円)とマルチアラウンドモニター、自動防眩ルームミラーのセットオプション(6万500円)です。この2つを装備すると14万8500円となります。Gとその上に位置するG-Power Packageの価格差は23万6500円ですから、最低限の装備でOKという人はGを選んで必要なオプションを装着していくというのもアリと言えます。

G-Power PackageはGではセットオプションだった運転席パワーシート、ステアリングヒーター、運転席・助手席シートヒーターが標準装備となります。また、Gでは選択できなかった後側方車両検知警報システム、後退時車両検知警報システムがセットオプション(4万9500円)で選択できるようになります。

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トップグレードのPか、Gパワーパッケージか?
トップグレードPとG-Power Packageの価格差は13万6400円。上記のセットオプションとG-Power Packageでもセットオプションとなるマルチアラウンドモニター、自動防眩ルームミラーを選んでも11万円なので運転支援システムを充実させたいという人はG-Power Packageという選択も良いでしょう。

トップグレードPになると今まで紹介してきたセットオプションが標準装備となるほか、内装天井照明が装備されるようになります。

仮に筆者がデリカを購入する場合、G-Power Packageに上記で紹介したオプションを選択するという形が最も理想的かと考えます。最上級グレードPは加飾に関する装備が中心となるので、機能性と値段で選ぶならばG-Power Packageがオススメと言えるのではないでしょうか。

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選んでおきたいオプションはオリジナルナビ
デリカD:5の購入を検討する上で、全グレード共通して「コレは装着しておきたい」と言えるオプションが存在します。

それはデリカD:5 オリジナル10.1型ナビゲーション(26万4000円)です。クラリオン社製のこのナビを装着すれば、トレンドの大画面を内装とマッチする形で装着することが出来るほか、デリカD:5オリジナルでつくられているので使い勝手はバッチリと言えます。

デリカD:5 オリジナルナビ取付パッケージI/II(1万8700円)も同時に装着すれば音声操作などにも対応してくれます。このオプション装着の有無はリセール的にも効くものと予想されます。

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文:西川昇吾

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  • クラリオン社製のこのナビは、不具合が多いとディーラーで聞いた。
    ALPINE付けている人の方が、多くないですか?
    カタログ内容だけを載せている記事では、実際のオーナーの話までは分かりませんよね。
  • 純粋にクルマ好きな人のコメントが少なく感じます。下品なのが多い。まあべつにいいや
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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