レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーがチームとの契約を少なくとも2026年まで延長したことを明らかにした。
F1ファンは、当然ながらチーム代表たちがずっと自チームの指揮を執るものだと思うようになっている。しかしドライバーたちと同様にチーム代表たちの契約も、通常長期契約ではあるものの、更新の時期が来る。
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2005年にレッドブルがF1に参入してからというもの、ホーナーの巧みな陣頭指揮によってチームは75回の優勝、2010年から2013年にかけての4年連続のコンストラクターズタイトル獲得、セバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンによる5回のドライバーズタイトル獲得を達成してきた。
今週初め、レッドブルの『Servus TV』に2021年のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンとともに出演したマルコは、ホーナーとのパートナー関係を称賛し、彼とレッドブルとの契約を事実上延長したことを明らかにした。
「クリスチャンはチーム代表であり、世間の目にさらされるが、私はもう少し裏方にいる」とマルコは語った。
「だが我々は物事を非常にうまく調整し、チームとスタッフの方向性を定めている。政治的な問題についての我々の考え方は、通常は同じだ。我々の成功がそれが正しいことを証明していると考えている」
自身もドライバーだったホーナーは25歳でレース活動から引退し、F3000に参戦していた彼のチームであるアーデンの運営に数年間集中していた。その後、2005年のF1シーズン開幕のわずか8週間前にレッドブル・レーシングのF1チーム代表に任命された。
「ディートリッヒ・マテシッツ(レッドブルのオーナー)は、『クリスチャンとは誰だ?』と言った。初めの頃、クリスチャンはF1での経験はゼロだった」とマルコは述べた。
「だが私はすでにF3000や他のジュニアカテゴリーで彼のことを知っていた。それに彼の野心やスキルについても分かっていた。今ではそれは素晴らしいものに発展した。彼はたとえ君(フェルスタッペンを指差して)の前でもカリスマ的なチーム代表だ」
「ところで、彼は2026年まで契約を延長する過程にあった。チーム全体か、少なくとも上層部については、これからの移行の年に向けて安定させたいと考えている。新たなエンジンレギュレーションとシャシーレギュレーションが導入されるので、それに向けて揺るぎないチームにしたい」
ホーナーが短期的な将来に向けてレッドブルに専念する一方で、フェルスタッペンはやがてチームとの新契約を結ぶことを認めている。世界タイトルを獲得したフェルスタッペンについては、その功績に対して契約金が増額される可能性が高い。また、彼はレッドブルに今後10年から15年は残ることを明言している。
「彼の言葉はまだ彼自身のマネジメントに届いていない」とマルコは冗談を交えて話した。「目下我々は話し合いを行っているところだ」
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