フランスのEVモデルは高い総合力を備えている
日産リーフと販売台数は少ないながら話題になっているホンダeが中心となっている電気自動車(以下EV)だが、輸入車を含めると選択肢は意外に多い。今回は日本車とドイツ車に続きフランス車、イギリス車、アメリカ車からリーフとホンダe以外の日本で新車が買えるEVを簡単に紹介していこう。
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1)プジョーe-208 (389万9000円から、バッテリー搭載量50kWh、WLTCモード航続距離403km)
昨年フルモデルチェンジされたプジョー208のEV仕様で、価格と航続距離のバランスなどは現在日本におけるEVのリーダー的存在となっているリーフに勝るところもあるくらい地味ながら高い総合力を備えており、今後の成長が期待されるモデルだ。
2)プジョーe-2008 (429万円から、バッテリー搭載量50kWh、WLTCモード航続距離388km)
プジョー208をクロスオーバーとした2008をEV化したモデルで、モーターやバッテリーといったEVのシステムはe-208と共通のものを使う。
3)DS3クロスバックE-TENSE (534万円から、バッテリー搭載量50kWh、WLTCモード航続距離398km)
シトロエンの高級サブブランドとなるDSの、シティ派コンパクトクロスオーバーのDS3クロスバックをEV化したモデルで、プラットホームやEVのシステムはe-208やe-2008と共通のものを使う。かつてのシトロエンに通じるアヴァンギャルドな雰囲気も大きな魅力だ。
米英の電気自動車もEVらしい新しさを存分に与えてくれるモデルだ
4)ジャガーI-PACE (976万円から、バッテリー搭載量90kWh、WLTCモード航続距離438km)
ミドルSUVのF-PACEのEV版的な存在で、メルセデス・ベンツで言えばGLCとEQCの関係に近いモデルだ。
5)テスラモデル3 (511万円から、バッテリー搭載量54kWhから、WLTCモード航続距離448kmから)
メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズ級のミドルクラスのEVセダン。テスラというメーカーに対してはいろいろな意見があるにせよ、モデル3は日本仕様ではベーシックなスタンダードプラスでも0–100km/h加速は5.6秒とスポーツカーに匹敵! フロントにもモーターを持つ上級のハイパフォーマンス仕様に手を加えればサーキットでもスーパーカー級の速さを持つ点など、EVらしい新しさを存分に与えてくれる存在なのは事実だ。
6)テスラモデルS (955万1000円から、WLTCモード航続距離652kmから)
テスラの存在感を一気に高めたラージEVセダンで、登場から時間は経っているものの、アクセルを深く踏めば静寂のなか強烈な加速を楽しめる点に代表されるテスラらしい世界観はいまだに新鮮だ。
7)テスラモデルX (1059万9000円から、WLTCモード航続距離561kmから)
モデルSをクロスオーバー化したモデルで、リヤドアはファルコンドアと呼ばれるガルウイングドアとなる点も大きな特徴だ。
現在日本においてEVは万人に勧められるクルマでないのは否めないにせよ、中古車も含めると使い方によってはピタリとはまるケースもある。また今後EVは急速な進化が予想されるだけに、自分のものにするかはともかくとしてEVに対し若干でも関心を持ち、情報収集することを勧める。
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みんなのコメント
SUVだとなんかでっぷりしていて
バッテリーが走ってるみたいでデザインがイマイチ。
バッテリー搭載位置の関係で低重心による安定性があり
モーターによるパワフルトルクも得られる関係から
私はあえて今のバッテリー技術ではどうあがいても稼げない距離は無視して、パフォーマンス重視にしているクーペにしか目がいかない。
ブッ込む手法がとても多い。
これはかつてマツダが何でもかんでも
「CX-8」を見出しや記事にブッ込む手法と
実は全く同じ。