地味だけど、とっても重要なゴムパーツ!! インシュレーター【バイク用語辞典】

吸気周りの重要パーツ

　インシュレーターとはエンジンと吸気機器（FIのスロットルボディもしくはキャブレター）をつなぐ硬質ゴムで作られたパーツです。

「インテークマニホールド」や「インマニ」、「マニホールド」などと呼ばれることもあります。

　スロットルボディからエンジンへの空気の通り道を作るパーツなので、密閉性が重要です。しかしゴム製のため、経年劣化などでひび割れてしまうことも少なくありません。そうして劣化などによって起きた空気流入を二次エアと呼びます。

　二次エアを吸い込むと混合気のセッティングが狂ってしまい、エンジンが本来の性能を発揮できなくなってしまいます。スロットルボディのメンテナンスを行う際など、定期的な点検をしましょう。

Comments

[dax********]

私もZ2乗りです、レストアした際にインシュレーター4個とも新しくしましたがその後エンジンが不調！とくに1番の失火が顕著になりました。最初はキャブレターが原因かと思っていましたがよく調べてみるとインシュレーターの取付けねじがユルユル(とくに1番)で、取付の際に4気筒ともきっちり閉め忘れが原因で緩んだ隙間からエアーを吸い込んでいました。
まだないさんのようにパンクは空気漏れなので泡で判りますが、この2次エアー吸い込みの場合は逆なので、インシュレーターにパーツクリーナーなんかを吹付けると問題のエアー吸い込みの場合はエンジン音が変わるので判明できますよ。一度お試しされては如何でしょうか。

[dar********]

ゴムは大切な物だから必ず付けて下さいと言われているが「付けたくない」と言う人もいるし、うっかり付け忘れる人も多い。