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人気コンパクトカー「アクアとノート」 HVスポーツモデル、走りの違いはどこに?

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人気コンパクトカー「アクアとノート」 HVスポーツモデル、走りの違いはどこに?

■スポーティな味付けのコンパクト・ハイブリッドカー2車種の違い

 国内で人気のジャンルといえばコンパクトカーです。日本自動車販売協会連合会が発表している2018年4月から9月までの販売統計ベスト10のなかで、5車種もランクインしています。

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 そのなかでも、トヨタ「アクア」と日産「ノート」は常にランキング上位に名を連ねる人気車種です。この2車種には、「アクア G“GRスポーツ”」や「ノート e-POWERニスモS」といった、スポーティなハイブリッドモデルが用意されています。

 2017年6月にマイナーチェンジすることで、燃費の向上やスタイリッシュさを増したトヨタ「アクア」は、同年の11月にGAZOOレーシングが手掛けた「G“GRスポーツ”/G“GR SPORT・17インチパッケージ”」を発表。

 スポーツグレードである「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」では、専用の前後バンパーやサスペンション、車体のスポット溶接の追加、小径ハンドルやタコメーターなどを備えることで、スポーティなルックスと高い走行性を両立するモデルに仕上げられています。  対して、2018年9月に価格的にも性能的にも最上級となる「e-POWERニスモS」が追加。ベース車の日産「ノート」は、2016年にガソリンエンジンで発電し、その電力を利用してモーターの力で走行する新感覚のパワートレイン「e-POWER」を追加して以来、好調な売れ行きです。

「ノート e-POWERニスモS」では「アクア G“GRスポーツ”」同様、エアロパーツや専用のボディ補強、サスペンションなどの装着にプラスして、モーターに専用チューニングを施すことで、より上質な走りとスポーティさを高次元で実現しています。  ボディサイズは、「アクア G“GRスポーツ”」が全長4070mm×全幅1695mm×全高1440mm。対して、「ノートe-POWERニスモS」は、全長4165mm×全幅1695mm×全高1535です。  室内サイズは、「アクア」が室内長2015mm×室内幅1395mm×室内高1175mm、「ノート」は室内長2065mm×室内幅1390mm×室内高1255mmと、利便性の面でもあまり差はありません。

■車重の違いが燃費に影響?

 ボディサイズや室内の広さには、大きな差はありません。しかし、車両総重量では「アクア G“GRスポーツ”」が1385kgに対し、「ノート e-POWERニスモS」はリチウムイオン電池の重さがかさむため140kg増の1525kgになります。  しかし、最高出力に関しては「「ノート e-POWERニスモS」が136ps(100kw)と「アクア G“GRスポーツ”」より36psも勝っており、モーターの力のみで駆動する電気自動車ならではの鋭い加速を感じられます。

 また、トヨタは「アクア G“GRスポーツ”」の位置づけを『ハイブリッドならではの低燃費に走る楽しさを付与したモデル』としています。日産の「ノート e-POWERニスモS」は、『モータースポーツに興味があり、ドライビングパフォーマンスの高いクルマが欲しいユーザーに向けたモデル』としています。

 燃費は、「アクア G“GRスポーツ”」が34.4km/L、「ノート e-POWERニスモS」は非公開ですが、ベースとなる「e-POWER S」では37.2km/Lと公表されています。また、車両重量の差も燃費に影響することから、燃費に関してはアクアに軍配が上がるかもしれません。

 それぞれの価格(消費税込)は「アクア G“GRスポーツ”(232万2000円)」、「アクア G“GR SPORT・17インチパッケージ”(252万7200円)」。「ノート e-POWERニスモS(267万1920円)」です。

 趣味性を高めたモデルだけに、購入の際にはより自分の好みにあった1台を選ぶ必要があるでしょう。

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