GT2スーパーチャージャー化で340馬力仕様を創出
HKSオリジナルのエアロシステムも大注目!
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日本が世界に誇るチューニングパーツメーカー“HKS”が、早くもGR86のチューニングコンセプトモデルを発表した。
すでに全方位に渡って手が入れられているが、トピックはやはり心臓部だろう。なんと過給機によるドーピングを行ない、340ps/34kgm(純正235ps/25.5kgm)を狙える仕様へとFA24ユニットを鍛え上げてきたのだ。
パワーチューニングの中核をなすのは、HKS謹製のGT2スーパーチャージャーシステムだ。コンプレッサー本体はZN6用と同じGTS7040Lだが、吸気量を制限するリストリクターの径を400ccの排気量アップに合わせて拡大。今後、ECUチューニングと連動させながらさらに細かくコンプレッサー出力を調整していくそうだ。
なお、新型のFA24エンジンは従来のFA20エンジンと寸法が変わらないため、スーパーチャージャー化はZN6用キットをそのままポン付けできたそう。ただし、フロントセクションのデザインが異なるため、インタークーラー周りのパイピングレイアウトは作り直す必要があったとのこと。
クーリングチューンにも余念なく、オイルフィルター位置にオイルブロックをかませてオイルクーラーを追加。スーパーチャージャー仕様での本格的な走行テストはまだ行っていないが、ヒート傾向が強い水平対向エンジンでは必須と考えて開発を進めている。
なお、HKSがGR86のチューニングを進める上で、最大のネックと考えているのが制御系だ。
これについては「FA20は、メインECU(室内)と直噴インジェクター用ECU(エンジンルーム)がそれぞれ独立していましたが、FA24はエンジンルーム側のECUに統合されているんです。それに伴ってエンジンマネージメントも大きく変わったので、イチから解析作業を行う必要があるんですよ」とのこと。
エキゾースト環境は、上流部からスーパーマニフォールドGTスペック→ハイパワースペックLIIマフラーというレイアウト。こちらも暫定仕様だが、ハイパフォーマンスチューンドらしい重低音サウンドを響かせていたのが印象的。
足回りは試作のハイパーマックスSを装着。この車高調は、独自のデュアルプリロードバルブシステムを軸に、究極の乗り心地とハンドリング性能を追求したモデルだ。
ホイールは19インチのアドバンレーシングGTビヨンド(FR9.5J+44)で、タイヤにはアドバンネオバAD08R(255/30-19)をセット。ブレーキはエンドレスのキット(F6ポット R4ポット)を組み合わせる。
室内は、シフトノブとサイドブレーキレバーをオリジナルのカーボンタイプ(試作)に変更。フロアマットもHKSロゴ入りの専用モデルを導入している。
フロントシートは両席ともブリッドのバケットタイプで、運転席側がXERO VS、助手席側がユーロスターIIというチョイス。
エクステリアもHKSオリジナルエアロシステムでフル武装。構成パーツは、フロントリップスポイラー、カナード、フェンダーカバー、サイドスカート、リヤサイドディフューザー、リヤウイング、GTウイングの7点。シリーズの1作目という位置付けで、バンパー類はノーマルのままアンダーリップ等を追加していくもっともオーソドックスなタイプとなる。
「まだ“カタチにした”という段階で性能面等の検証は行っていませんが、素材としては素晴らしいポテンシャルを秘めたFRスポーツカーだと感じています。これまでの86&BRZ同様、全力でパーツ開発に取り組んでいく予定ですよ」と、HKS近藤さん。デモカーを含め、HKS流GR86チューニングの行方に期待したい。
●取材協力:エッチケーエス TEL:0544-29-1235
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