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トヨタ GAZOOレーシングが「GRMNヤリス」を初公開。500台限定で予約抽選の受付を開始

掲載 29
トヨタ GAZOOレーシングが「GRMNヤリス」を初公開。500台限定で予約抽選の受付を開始

2022年1月14日、トヨタ GAZOOレーシング(以下、TGR)は東京オートサロン2022の会場で「GRMNヤリス」を初披露した。500台の限定モデルで、2022年夏ごろより全国のGRガレージで販売を予定している。

プロドライバーとともに鍛え上げたGRヤリスのフルチューンモデル
2020年夏の発売以降、スーパー耐久シリーズや全日本ラリー選手権など、さまざまなモータースポーツに参戦しているGRヤリス。そんなGRヤリスは極限の使用環境下で、ドライバーのフィードバックをもとに課題を洗い出し、即座に解決していく。ドライバーに合わせて細かくカスタマイズし、安全で乗りやすいクルマへと進化。そうした「ドライバーファーストなクルマづくり」を通じ、GRヤリスが鍛え上げられてきた。

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GRMNヤリスの開発は、「モータースポーツの現場で『スピーディに、かつ人に合わせて進化するクルマ』を、お客様にもお届けしたい」というモリゾウこと豊田章男社長の想いから始まった。

モータースポーツ参戦からの学びを活かし、ボディ剛性強化や約20kgの軽量化、車高を10mm低めたことによる低重心化、全幅10mm拡大(いずれもGRヤリス RZハイパフォーマンスとの比較)による空力改善を実現したほか、壊しては直すを繰り返し、性能向上させた機械式LSDやクロスギアレシオトランスミッションとローファイナルギヤのセットを採用。また、プロドライバーによる走り込みによって制動力やグリップ、コーナリング性や追従性も向上させ、より安心して速く走れるクルマへと進化している。エンジンパワーは最高出力こそ変更されていない(272ps)が、最大トルクを20Nm高められて390Nmを発生する。

加えて、「アップデートプログラム」と「パーソナライズプログラム」のふたつのサービスを通じ、モータースポーツの現場で「スピーディに、かつ人に合わせて進化するクルマ」をユーザーに提供する。レースごとのタイムリーなクルマの進化を「アップデートプログラム」で実現するとともに、ドライバーに合わせたカスタマイズによりパフォーマンスを引き出す体験を「パーソナライズプログラム」で実現し、レース車両と同様の、終わりのないクルマの進化を、GRMNヤリスにおいて楽しむことができる。

GRMNヤリスの車両価格は、731万7000円。スーパー耐久シリーズ参戦からフィードバックを受け、オンロード性能を突き詰めた「Circuit package(サーキットパッケージ)」装着車は846万7000円とし、また特別な外板色の「マットスティール」を設定して限定50台で販売予定。ベースグレードに追加できる販売店装着オプションとして、全日本ラリー選手権参戦からフィードバックを受け、あらゆる路面での走破性を高めるパーツを集めた「Rally package(ラリーパッケージ)」も用意。ラリーパッケージのフル装着車は837万8764円(パーツの個別選択は可能)となる。

GRMNヤリスは500台限定で、2021年1月14日~2月28日にTGRのWebサイトで予約注文を受け付け、応募者多数の場合は抽選で3月9日(水)に当選者に連絡。春ごろから商談(受注)を開始し、春から年央に成約は向けのパーソナライズプログラム体験を提供。その後、納車となる。

なお、現在のGRヤリス オーナーに向けて、2022年秋ごろにGRMNヤリスの性能の一部を体感できる、GRパーツの追加設定も予定されている。

■GRMNヤリス 主要諸元
●全長×全幅×全高:4030×1815×1475mm
●ホイールベース:2560mm
●車両重量:1250kg
●エンジン:直3 DOHCターボ
●総排気量:1618cc
●最高出力:200kW(272ps)/6500rpm
●最大トルク:390Nm(39.8kgm)/3200-4000rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・50L
●タイヤサイズ:235/40R18
●乗車定員:2名
●車両価格(税込):731万7000円

[ アルバム : GRMNヤリス はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

29件
  • ヤリスで730万円(O_O)

    やりすぎ
  • ラリーカーと、同じ状態ってこと考えると、安いのかもしれないけど、さすがに、stiとかよりも高いこの車は欲しくても買えない。諸費用とか、考えたら、1000万!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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