【第4回】森口将之の『もびり亭』にようこそ：2024年問題を2025年に考える

改めて物流の2024年問題を考える

あけましておめでとうございます。本年も『もびり亭』をよろしくお願いいたします。

さて、日本の新年と言えば、初詣、おせち料理、年賀状などの慣習がお馴染みです。僕も例年どおり、この3つを体験しながら過ごしたのですが、その中で年賀状については、ある変化がありました。

昨年秋に郵便料金の変更があり、葉書は63円から一挙に85円に値上げされたことは知っていましたが、元日の朝に年賀状が届いていないとは思いませんでした。

Comments

[malco]

値段を上げることで、その上げた分が利益として生産者に戻ったり、給料のアップとして会社から従業員に還元されるのならいい。

ただ、例えば先のコメ不足により値上げがされた価格が、新米が出回ることで多少は下がったものの以前の価格よりはまだ高く、でもその値上げ分が生産者の懐に入っているという話は聞かず、どうも農協等の中間で搾取されているらしいという話を耳にすると、今年も続く値上げラッシュの中にもそんな商品が紛れているんだろうなと思わざるを得ない。