2024年1月30日(本国時間)、アウディ・ファミリーSUVのフラッグシップであるQ7が本国でアップグレード。クリアなデザインと最新のテクノロジーを採用して、洗練された存在感をアピールしている。
より力強いデザインを採用して2回目のマイナーチェンジを実施
アウディ初のSUVモデルとなる初代Q7は、2006年の生産開始から2015年の生産終了までに55万台以上の販売台数を誇り、一躍人気車種となった。その後、2015年には現行型の第2世代へとバトンタッチを受け、2019年には最初のアップグレード(マイナーチェンジ)が行なわれている。
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今回は2回目となるアップグレートで、内外装のリニューアルを中心として、快適性の向上などが図られている。
まずエクステリアでは、グリルの輪郭とポジションがより高くなったヘッドライト間の新しい相互作用により、力強くより存在感のある外観を強調して、フロントにまったく新しい印象を与えている。
また、車両の基本構造に統合された、カラーフレームを備えた新しいエアインテークは、人目を惹くアピールポイントのひとつ。自信に満ちたエクステリアをさらに強調している。
新型Q7には高輝度LEDヘッドライトが標準装備され、路面を明るく照らす。マトリクスLEDヘッドライトはオプション設定で、さらにアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトも選択可能だ。
光を操ることで、安全性向上に貢献
このマトリクスLEDヘッドライトは、左右それぞれ24個のLEDと高出力レーザーダイオードから構成され、ヘッドライトに組み込まれたレーザーテクノロジーを象徴するブルーのポジションライトによって認識することができる。
今回初めてQ7にオプション設定される高度にデジタル化されたOLEDリアライトも、4種類のデジタルライトシグネチャーを選択することができる。
このデジタルOLEDリアライトには、アウディA8、Q8、Q5と同様に、アシスタンスシステムと連動した近接表示機能が採用されている。他の走行車両が停止しているQ7の後方2m以内に近づくと、コントロールユニットによりすべてのデジタルOLEDセグメントが自動的に点灯する。
507psを発生するSQ7はよりスポーティさを強調
アウディQ7のハンドリングには、「バランスのよさ、しっかりとした手ごたえ、優れたコントロール性、正確さ、軽やかな操舵力」といった5つの特性がある。
サスペンション、ステアリング、駆動装置、ブレーキ、制御システムはすべて信頼性が高く、安全で安心感のある、快適な走行体験を生み出す上で重要な役割を果たす。
オプションとして、連続可変アダプティブダンピングシステムを備えた電子制御式エアサスペンション(アダプティブエアサスペンションまたはAudi SQ7 TFSIに標準装備されるアダプティブエアサスペンションスポーツ)を選択することが可能だ。
ドライバーの好みや運転状況に応じて、サスペンションは車高を最大90mmの範囲で調整し、オートレベルコントロールも提供する。
高速道路では、サスペンションは速度に応じて最大30mmの範囲で(アダプティブエアサスペンションスポーツでは15mm)自動的に低下する。オフロード走行時にはアウディドライブセレクトの「リフト」機能を使用すると、低速時に最低地上高を最大60mm高めることができる。
3列シート仕様をオプション設定
新型アウディQ7およびSQ7 TFSIには、5人乗りバージョンと7人乗りバージョンが設定されている。
5人乗り仕様のラゲッジコンパートメント容量は、リアシートの位置に応じて、867L(背もたれを上げた状態)から 1993L(背もたれを折りたたんだ状態)と、乗員数と荷物の量に応じて幅広い対応が可能だ。
また、オプションのリアシートプラスを備える7人乗り仕様は、3つのリアシートすべての長さと背もたれの角度を個別に調整することが可能で、チャイルドシート3台分に十分なスペースを確保。さらに3列目には左右の電動折りたたみシートが装備される。
ラインナップは、3L V6ディーゼルターボ(231ps/500Nm)を搭載する「Q7 45 TDI」、同エンジンを搭載して286ps/600Nmを発生する「Q7 50 TDI quattro」、3L V6ガソリンターボ(340ps/500Nm)を搭載する「Q7 55 TFSI」、4L V8ガソリンターボ(507ps/770Nm)を搭載する「SQ7 TFSI」の4モデルを設定する。
なお、日本への導入時期や導入モデルなどは現時点で公表されていない。
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