■市場も盛り上がる!? コンパクトカーの最新モデルが登場
かつて、大衆車と呼ばれるクルマといえば小型セダンでしたが、いまでは軽自動車やコンパクトカーがそのポジションに位置します。
ホンダ新型「アコード」ちょいワルセダンにフルモデルチェンジ! 2020年初めに国内発売へ
なかでもコンパクトカーは、ここにきて新型モデルが矢継ぎ早に登場し、いままで以上に販売合戦が激化すると予想されます。
そこで、デザインを一新した最新のコンパクトカー3車種を紹介します。
●トヨタ「ヤリス」
トヨタは、同社のコンパクトカー「ヴィッツ」を10年ぶりにフルモデルチェンジし、併せて、車名をグローバルで統一する「ヤリス」に変え2019年10月16日に公開しました。
1999年に発売された初代ヴィッツは発売直後から好調な受注状況で、発売から1か月の間に国内受注台数が約2万台を記録し、1999年の年間販売台数は15万台以上と大ヒットを記録します。
そして、1999-2000日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞と、海外では欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国内外から高い評価を得ました。
今回、ヴィッツから通算で4代目になるヤリスは、新世代のコンパクトカーとして、歴代でもっともアグレッシブな外観になりました。
とくにサイドのプレスラインの複雑な造形で、サイズ以上のボリューム感を演出しています。
パワーユニットは1リッター直列3気筒ガソリン、新開発の1.5リッター直列3気筒ガソリン、1.5リッター直列3気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの3タイプを用意。
詳細なスペックや価格の正式発表は2019年12月を予定し、発売は2020年2月中旬とアナウンスされています。
●ホンダ「フィット」
ホンダは2019年10月23日、新型「フィット」を東京モーターショー2019にて世界初公開し、2020年2月に発売を予定していることを発表しました。
4代目となる新型フィットは、歴代モデルで継承されている広い室内空間や使い勝手の良さをそのままに、コンパクトカーのグローバルスタンダードを目指して開発したといいます。
外観デザインの特徴は、フロントフェイスを一新するとともに、2本のフロントピラーを前側が細く、後ろ側を太くすることで、これまでのフィットとは大きく印象を変えています。
また、このフロントピラーは万が一の衝突時にはボディへ荷重を流す構造で、十分な衝突安全性能とワイドで優れた視認性を両立。
ハイブリッドモデルのパワートレインは、新たに2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」 を採用し、日常シーンのほとんどをモーターで走行でき、優れた環境性能とともに、心地よい走りと力強い加速で、快適な乗り心地を実現しています。
グレードはライフスタイルに合わせて選択できる「ベーシック/ホーム/ネス/クロスター/リュクス」という5つを新たに設定した、個性豊かなグレード展開となっていて、発売時期は2020年2月を予定しています。
■マイナーチェンジでデザインが洗練された!?
●マツダ「マツダ2」
マツダ「デミオ」は2019年7月のマイナーチェンジで、日本国内向けの車名が「マツダ2」に変更されました。
基本的な部分は4代目デミオを踏襲していますが、外観の大きな変更点はフロントフェイスとリアのデザインで、マツダのデザインテーマ「魂動」によって、上位機種に近いフロントフェイスに変化しています。
内装については大きな変更はないものの、上質な心地よさを目指して色と素材のコーディネーションに、新たなバリエーションが加わっています。
パワートレインもデミオを踏襲し、最高出力110馬力の1.5リッター直列4気筒ガソリンと、最高出力105馬力の1.5リッター直列4気筒ディーゼルの2種類が用意されており、トランスミッションは福祉車両を除く全グレードで6速MTと6速ATが選択できます。
マツダ2の価格(消費税込)はガソリンエンジン車が157万3000円から、ディーゼルエンジン車が199万1000円から。また、モータースポーツベース車の「15MB」も引き続きラインナップされており、6速MTのみで165万円となっています。
※ ※ ※
コンパクトカーは海外でも人気が高く、各メーカーとも力を入れているセグメントです。とくに欧州メーカーのコンパクトカーは長い歴史があり、性能やデザイン、価格面で競っています。
なかでもユニークなのが装備で、リアのサイドウインドウが手動だったり、開かなかったりと、いまの日本では考えられないほど、簡素化されたモデルもあります。
利便性では劣りますが、ある意味コンパクトカーならば「これでOK」という、合理的な考え方なのかもしれません。
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