昨年6月にGX、8月にランクル250と、相次いでプレミアムSUVを発表してきたレクサス・トヨタ陣営。発売はまだかと待ち望む声が日増しに高まる中、昨年末から今年にかけて海外市場での発売が、相次いで発表された。
両者の日本導入はいつになるのか。販売現場も騒がしくなってきたGX・ランクル250の販売最新情報をお届けしていく。
ランクル250&レクサスGXがいよいよ始動!!? 1GDエンジン不正でどうなる? 最新発売時期が見えてきそうだ
文/ジョー城ヶ崎、画像/LEXUS、TOYOTA
■GX販売スタートは3月から?
2023年6月に発表されたレクサスGXだが、ついに日本導入! 具体的な日本導入は早くて2024年3月、もしくは4月になりそうだ
LBXの試乗車が入り始めたレクサス販売店では、次なる大物GXの国内初導入に対する準備に余念がない。
直近でもLM・LBXと、新型車両を導入し、取り扱い車種もかなり増えてきた。ここへ、待望のGXが加わり、レクサスSUVは盤石の布陣となる。
レクサス販売店では、新型車両導入時に行われる、新型車の勉強会を待っている状況のようだ。
具体的な開催時期は、まだ不透明な部分もあるようだが、営業マンは「おそらく2月末ごろには、ある程度情報が入っている状態になりそう」と、見通しを話してくれた。
LX・ES・LMのように、海外で販売されていたクルマのモデルチェンジに伴う日本導入では、どうしても海外よりも販売が後回しになってしまうのが、国内レクサスの立場。
商品勉強会などが順調に進み、海外需要の見通しもついたころに、日本発売の日程が組まれるだろう。
北米・中国導入から2~3か月後が、現実的なところ。早くて2024年3月、もしくは年度明け4月発売あたりか。
激しい購入競争は、言わずもがな起こりうる。今のうちから、販売店と打ち合わせておき、迫る発売日に万全の準備で臨みたいところだ。
■ランクル250は3月確定!? GXより先に出るのか!
ランクル250は2024年3月に販売開始が濃厚で、レクサスGXよりも先に出ることとなりそう
一方のトヨタディーラー。ランクル250の登場を控え、こちらも慌ただしくなってきている。
ディーラー向けの商品研修会が、2024年1月末から2月にかけて開催されるという話があった。各社の代表数名だけが参加するタイプのもので、研修会の開催にはそう長く時間はかからない。
気になる販売時期は、2024年3月が非常に濃厚だ。商品研修会から1か月程度で販売まで進むのが、トヨタのスケジュール感であり、3月8日までには登場しそうな勢い。少なくとも年度内には注文を受け付ける体制が整うだろう。
こちらも激しい競争は避けられない。転売対策にも注力しなければならないトヨタディーラーが、どのような販売方法を取るのかは未知数。
抽選販売が妥当な流れになりそうだが、購入に際しては、いくつか条件(残価設定ローンの契約等、所有権留保が濃厚)が付くと思われる。
■ランクル250先出しならGXがかなり遅れて登場する可能性も
先に発表されたレクサスGXから販売されると思われていた、GXとランクル250の登場順。しかし、思ったよりもトヨタディーラーの動き出しが早く、現状ではランクル250の方が早く発売される可能性が高まってきた。
両者が同時に出るというのは考えにくく、仮に順番を譲るならレクサス側の可能性が高くなる。発売時期も少し間隔を空けるはずなので、ランクル250が2024年3月に登場するようなら、レクサスGXの登場は今夏まで引き延ばされるかもしれない。
■ウソでしょ? ここまで決まっていたのに! 1GDエンジン不正認証問題の影響は?
豊田自動織機の不正認証問題で1GDエンジンが出荷停止措置となっているが、ランクル250もこのエンジンを搭載予定。少なからず影響を受け販売開始は遅れるだろう
1月29日に公表された、豊田自動織機における自動車エンジンの不正認証問題。1GDエンジンを搭載したハイエースやプラドが、出荷停止措置を受けているのは、読者の皆様もご存じのはず。
ランクル250のディーゼルモデルに搭載されるのも1GDエンジンだ。不正認証問題の影響は、少なからず受けるであろう。
トヨタ販売店経由の情報によると、ランクル70と同様にランクル250は、検査や出荷停止措置の対象外となっているということで一安心。
ただ、発売スケジュールに関しては、展開を延期する方向で話が来ているという。具体的にどのようなリスケジューリングが行われるのかはわかっていない。
「初動はディーゼル抜きでガソリンのみではないか」と読む営業マンもいる。期待されていた新型モデルなだけに、このような形で冷や水を浴びせられては、ランクル250にもトヨタ販売店にも良くない話だ。
ファーストエディションの用意もあり、発売された瞬間から大盛り上がりになること間違いなしだったランクル250。順調に登場してほしいものの、何かがかけた不完全な状態で、無理やり販売に踏み切るのも違うと思う。
安全・安心を第一義に掲げる「ランクル」だからこそ、何かがモヤモヤと残る状態で話を進めていくのはありえない。
出荷台数などにも少なからず影響が残る問題だからこそ、すっきりと晴れやかな状態にして、ランクル250を市場に送り出してほしいものだ。
ランクル250を待っている人は多く、2024年発売のクルマの中でも抜群に注目度が高いクルマである。丁寧に出荷・販売スケジュールを組んで、これ以上ユーザーや販売店には迷惑をかけてほしくない。
不正認証に対する検査がひとしきり終わり、結果が出てくることに、新たな販売の動きも見えてくるだろう。現場周辺を注視しながら、追加情報などあれば、すぐにお伝えしていきたい。
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みんなのコメント
理由としては、他の高馬力モデルと比較し、噴射マップが低速寄りに振ってあるから燃焼が間に合っている点、及びベンチでも全く排気ガス臭く無いから。
これ以上望むなら今の基準を見直す段階に入って来ている。