現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ベントレー ベンテイガスピード詳細公表【動画】 世界最速のスーパーSUV

ここから本文です

ベントレー ベンテイガスピード詳細公表【動画】 世界最速のスーパーSUV

掲載 更新
ベントレー ベンテイガスピード詳細公表【動画】 世界最速のスーパーSUV

ベントレー・モーターズは、2019年5月10日に量産SUVとして世界最速を誇る「ベンテイガスピード」の詳細を発表した。6.0L・W12気筒エンジンのハイパワーバージョンを搭載し、最高出力635ps、最高速度306km/h、0-100km/h加速は3.9秒という驚異的な動力性能を備えている。このスーパーSUVは日本では20台限定でデリバリーされる予定だ。

ベンテイガのトップモデル

【人とくるまのテクノロジー展2019】シェフラー 電動化ユニットなどを出展

ベンテイガスピードは、従来モデル以上にパーフォンスを重視した最強のベンテイガだ。「スピード」とネーミングされたモデルのコンチネンタル GTが登場したのは2007年のことだが、ベンテイガ スピードもこれまでの「スピード」モデルの持ち味を受け継いでいる。ベンテイガのパフォーマンスを一段と向上させ、2018年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムでは量産SUVの新記録を樹立している。

ベンテイガスピードのエクステリアは、強力なパフォーマンスに相応しい堂々たるルックスを備えている。ダークティントヘッドライト、ボディ同色サイドスカート、ひときわ印象的なテールゲートスポイラーが、このSUVの並外れたパフォーマンスを象徴している。ダークティントで統一されたラジエターグリルとバンパーグリル、3種類の仕上げに対応する22インチ専用ホイール、ボディに付加されたSスピード専用バッジなどがスポーツ・パフォーマンスを表現している。

インテリアは、このスペシャルモデルにふさわしいドラマティックな空間としてデザインされている。ドアやドアハンドル周り、シートクッションやバックレストの上縁部分、ロワコンソールなどが優雅なデザインで仕上げられているほか、ダイヤモンド・キルトを彩る新デザインのコントラストステッチ、上品な「スピード」バッジ、イルミネーション付き専用スカッフプレート、ベンテイガで初のアルカンターラなどが採用され、極上のキャビンを生み出している。

ベンテイガスピードは標準モデルと同様に4輪駆動で、電子制御デファレンシャルロックと最大8種類のドライブ・ダイナミクスモードが搭載されている。このスピードモデル専用にチューニングされたスポーツモードでは、比類のないダイナミックな走りが体感できる。またこのモードではエキゾーストの抵抗が最小化され、サスペンションも硬めに設定される。

もちろん顧客の好みに応じて幅広いパーソナライゼーションに対応している。カーボンセラミックブレーキ、マッサージ機能が付いた22通りに調整可能なフロントシート、カーボンファイバーのトリムパネル、ムードライティングなどを選ぶことができる。

比類のないストレスフリーの走り

ベンテイガの実力をさらに新次元へと昇華させるスピードは、従来の6.0L・W12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は標準モデルの608psから635psにパワーアップされている。最大トルク900Nmという強力なトルクにより圧倒的な加速をもたらす。

パフォーマンス、乗り心地、高次元のハンドリングに加え、最高速度も301km/hから306km/hへと向上し、0-100km/h加速は4.1秒から3.9秒に短縮されている。

またこのモデルは、4種類のオンロード向けドライブダイナミクスモードを選択できる。乗り心地を最優先させたコンフォート、走りを重視したベントレー、スポーツ、そしてドライバーが好みに応じて設定できるカスタムだ。中でもスポーツモードはこのモデル専用にチューニングされており、W12エンジンと8速ATのレスポンス向上だけでなく、サスペンション+ベントレー・ダイナミックライドのレスポンスも向上。これまでにないダイナミックで一体感のある走りを実現している。

ベントレー・ダイナミックライドは世界初となる電動式アクティブ・ロールコントロール技術で、48Vの電源システムを採用。コーナリング時のロールを即座に抑え込み、タイヤの接地性を最大限に高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性を実現する。



またドライバーのドライブフィーリングを高揚させるため、このスポーツモードでは発進時やシフトダウン時のエキゾースト・サウンドが強調され、サスペンションも硬めのセッティングとなる。4WDシステムにより、クラストップのハンドリングと行き先を選ばない走行性能を実現している。

オプションのセラミックブレーキは6000Nmの制動力を発揮し、耐熱温度は1000度Cで、ベントレーの各モデルの中で最大かつ最強のブレーキだ。しかも、鉄製ブレーキと比べて20kgの軽量化を達成している。

本物のラグジュアリーを体現する唯一無二のキャビン

イギリスの熟練工によりハンドメイドされるベンテイガのキャビンは、英国モダンデザインが濃縮された空間となっている。ベンテイガスピードには新たなインテリアカラーも追加され、このモデルならではの存在感を作り上げている。

またベンテイガに初めて導入されるアルカンターラは非常に手触りがよく、高級車に採用されることが多い生地で、ベントレーではこれまでにコンチネンタル スーパースポーツだけが使用してきた。もちろん顧客が本革を希望した場合は、無償で本革仕様に変更可能だ。

デザイン、質感が一層映えるように、ドアやドアハンドル周り、シートクッションやシートバックのショルダーの縁部分、ロワコンソールなどには、躍動感あふれる優雅なデザインとなっている。他のモデル同様に、コントラストステッチも用意されている。4シーターのこのモデルの場合は、クッション縁部やバックレスト上部、ドアパッド、バックボードのダイヤモンドキルトにもコントラストステッチを施すことができる。(5シート仕様を除く)

ベンテイガはシートのバックレスト上部にベントレーウィングの刺繍を入れるオプションも設定されているが、このモデルでは「Speed」の文字をブラインドステッチまたはコントラストステッチで縫い込むことができる。助手席側フェイシアにはメタル製スピード・バッジが備えられる。またこのキャビンに足を踏み入れるときは、イルミネーション付きスピード・シルプレートが輝く。

ラグジュアリーSUVのパイオニアであり、行き先を選ばない卓越した走行性能と心奪われるラグジュアリーが魅力のベンテイガ スピードは妥協なきラグジュアリーを求める人にふさわしいスーパーSUVだ。

このベンテイガスピードは日本では限定20台の予定で販売され、デリバリーは2019年第4四半期を予定している。

【価格】

・ベンテイガスピード:2945万4545円(税込)

ベントレー ベンテイガ 関連記事
ベントレー 関連記事ベントレー 公式サイト

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

4年前の優等生 今の実力はいかに? プジョーe-208 GTへ試乗 ハンサムさは変わらず 競合多し
4年前の優等生 今の実力はいかに? プジョーe-208 GTへ試乗 ハンサムさは変わらず 競合多し
AUTOCAR JAPAN
20台以上のランボルギーニ軍団がタスマニアの大自然を走破! 美観と美食の「エスペリエンツァ・ジロ・オセアニア」の旅路とは
20台以上のランボルギーニ軍団がタスマニアの大自然を走破! 美観と美食の「エスペリエンツァ・ジロ・オセアニア」の旅路とは
Auto Messe Web
日本育ちの新星ラッツェンバーガーの事故死から30年。遅咲きの逸材が歩んだF1までの道のりと悲劇
日本育ちの新星ラッツェンバーガーの事故死から30年。遅咲きの逸材が歩んだF1までの道のりと悲劇
AUTOSPORT web
D’station Racing、スーパーGTでのチャーリー・ファグの第3ドライバー起用を正式発表
D’station Racing、スーパーGTでのチャーリー・ファグの第3ドライバー起用を正式発表
AUTOSPORT web
両側スライドドア採用 VW新型キャンピングカー5月7日公開へ 「カリフォルニア」初のPHEVも
両側スライドドア採用 VW新型キャンピングカー5月7日公開へ 「カリフォルニア」初のPHEVも
AUTOCAR JAPAN
アイルトン・セナが所有していたホンダNSXが中古車サイトに。約9800万円で売りに出される
アイルトン・セナが所有していたホンダNSXが中古車サイトに。約9800万円で売りに出される
AUTOSPORT web
限られた選択肢のなか、2025年に向けF1チームとの交渉を行うボッタス。他カテゴリーへの転向は考えず
限られた選択肢のなか、2025年に向けF1チームとの交渉を行うボッタス。他カテゴリーへの転向は考えず
AUTOSPORT web
トヨタ新型「“セダン”SUV」発表! まさかの“シャコ上げ”&ゴリゴリフェンダー採用! タフすぎる「新クラウン“RS”」誕生に販売店でも反響アリ
トヨタ新型「“セダン”SUV」発表! まさかの“シャコ上げ”&ゴリゴリフェンダー採用! タフすぎる「新クラウン“RS”」誕生に販売店でも反響アリ
くるまのニュース
アイルトン・セナは「マールボロ」だけでなく「JPS」のF1にも乗っていた!! 没後30年を記念して3台のF1とホンダ「NSX-R」が集まりました
アイルトン・セナは「マールボロ」だけでなく「JPS」のF1にも乗っていた!! 没後30年を記念して3台のF1とホンダ「NSX-R」が集まりました
Auto Messe Web
レッドブルF1、ニューウェイ離脱に備え、上級職員の移籍を阻止か。テクニカルディレクター&空力責任者と新契約との噂
レッドブルF1、ニューウェイ離脱に備え、上級職員の移籍を阻止か。テクニカルディレクター&空力責任者と新契約との噂
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲン、『ポロGTI』に誕生25周年を祝う限定車を設定。日本へは227台が上陸
フォルクスワーゲン、『ポロGTI』に誕生25周年を祝う限定車を設定。日本へは227台が上陸
AUTOSPORT web
そういえば街の郵便車がキレイになったような… なんと全国通達「8000台コーティングせよ!」 大仕事の舞台裏が明らかに
そういえば街の郵便車がキレイになったような… なんと全国通達「8000台コーティングせよ!」 大仕事の舞台裏が明らかに
乗りものニュース
グラベルのWRCポルトガルにトヨタが4台エントリー。オジエとロバンペラが今季初の両出走へ
グラベルのWRCポルトガルにトヨタが4台エントリー。オジエとロバンペラが今季初の両出走へ
AUTOSPORT web
10月にバレンシアで開催のFIAモータースポーツ・ゲームスに欧州最高峰トラック“ETRC”の追加が決定
10月にバレンシアで開催のFIAモータースポーツ・ゲームスに欧州最高峰トラック“ETRC”の追加が決定
AUTOSPORT web
マツダ新型「ロードスター”最強形態”」実車公開! まさかの「2.0リッターエンジン」搭載車! 爆速仕様&技術結集の「スピリットRS」登場
マツダ新型「ロードスター”最強形態”」実車公開! まさかの「2.0リッターエンジン」搭載車! 爆速仕様&技術結集の「スピリットRS」登場
くるまのニュース
トラックの高速道路の最高速度を90km/hに引き上げ……ってホントに効果ある? 物流業界関係者からは疑問の声も噴出!
トラックの高速道路の最高速度を90km/hに引き上げ……ってホントに効果ある? 物流業界関係者からは疑問の声も噴出!
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol36. 溝端淳平さん(前編)
愛車の履歴書──Vol36. 溝端淳平さん(前編)
GQ JAPAN
現行型ハリアー、初のお色直し。ハンマーヘッドフェイスへ
現行型ハリアー、初のお色直し。ハンマーヘッドフェイスへ
グーネット

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2450.84006.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1098.04600.0万円

中古車を検索
ベンテイガの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2450.84006.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1098.04600.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村