1000馬力のFR仕様と新境地開拓用の4WD仕様
ドリフト仕様を超えたスーパーチューンドか!?
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本格的なデリバリーが開始され、いよいよ幕を開けた“GRヤリス”チューニング。そんな中、他に先駆けて動いたのが日本が世界に誇るドリフトドライバー齋藤太吾選手だ。
その経歴と実力が認められ、早い段階からトヨタより車両を託されていたというニュースは以前WEB OPTIONでスクープした通り。以後、斎藤選手はレースの合間に水面下でスーパーチューンドの製作を続けている。
「スープラの件もあって、GRやトヨタさんなどとすごく近い関係になってきたことは確かです。GRヤリスに関しても、先行試乗会で車両に乗らせてもらって、小さくてパワーがあって面白いなって。特にダートで振り回すとすごく楽しかった。そして“ダイゴ流のヤリスを作るなら…”という条件で先行納車してもらえる事に。4WDと2WD、両方手配して頂きました」とは斎藤選手。
それぞれのメイキングを見ていくと、まず2WDモデルの方はFR仕様に大改造を行っている最中で、エンジンは3.4L化した2JZを縦置きでレイアウト。タービンはGT4294Rで、オーバー1000psを狙っていく算段だ。
実に斎藤選手らしいメイキングだが、「パッケージは今まで色んなマシンに施した手法と同じ。安直に思われるかもしれませんが、この仕様は経済的な事情まで含めて、今のボクが作れる最強スペックなんですよ。しかも、他のマシンとも共通のエンジンだからスペアもすぐ用意できますしね」とのこと。
ミッションはサムソナスのシーケンシャルドグで、フロアトンネルはミッション~プロペラシャフトを通すために作り直されている。
重量配分を考慮し、ラジエターはリヤに移設。この辺りのメイキングはD1グランプリ車両の面影を強く感じさせてくれるポイントだ。現在はドンガラでレーシングカー的だが、内装はカーペットなどは可能な限り元通りにして、ストリートチューンド風に仕上げたいと考えているそうだ。
一方の足回りに関しては、前後ともクスコ製パーツを使いながらサスメンバーからアップライトまでを完全にリメイク。
「足回りはヤリス用をベースに新しいものを試しています。現段階で競技用にするつもりはないので、普通に内装を装着して“身近な雰囲気”に仕上げようと思っています。完成したら派手なアトラクションカーとして、皆さんを楽しませるクルマにできたら良いな…って」。
一方の4WDモデルの方は、往年のWRカーを彷彿とさせるようなワイドボディ&グラフィックがインストールされ、完全にデモカーと言える状態までメイキングが進んでいる。
この車両がまとうボディキットはPANDEM(パンデム)、ロケットバニーで知られる“世界の三浦慶”が手がけた最新作だ。WRカー真っ青のワイド&ローがインパクト抜群で、58万円というかなりのバーゲンプライスも相まって注目を集めている逸品だ。
エンジンや駆動系は現状フルノーマル。内装もシートがブリッドのXERO VSに変更されている程度だ。
「やりたいことだらけで、まだできることが少ないのがこの4WD。将来的には…もっと4WDコンパクトチューンのマシンメイクを研究して、例えばケンブロックのような強烈なアトラクション走行ができる仕様にして、自分のドライバーとしての幅も広げたいと本気で思っています。ただ、実現するには技術も費用も時間も相当かかると思うので、まずは情報集めとイメージトレーニングをしながら、いつでも取りかかれるようにしているところです」。
世界が注目するトップドリフターの新たな挑戦、斎藤太吾流GRヤリスチューニングの行方に期待したい。
●取材協力:ファットファイブレーシング 埼玉県所沢市岩岡町681-4
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ダイゴさんよぉ。