GPXはタイの新興バイクブランドで、2009年に2輪事業への参入を開始。今ではタイ本国で、ホンダとヤマハに次いで第3位のバイクメーカーに成長を遂げています。 そんなGPXがラインナップする250ccネイキッド「レジェンド250ツイン3」に試乗しました。
見た目は王道クラシック。バイクを構成するための最低限のパーツでまとめられたようなスッキリとした無駄の無いスタイリングがとても美しい。昔からずっと愛され続けてきたバイクの王道スタイルでありながら、古さを感じさせないどころか都会の街並みにも違和感なくマッチして、乗る人、乗るシーンを選ばない癖の無さが魅力の1台。
【画像】GPX「レジェンド250ツイン3」の走りを楽しむ筆者(先川知香)を画像で見る
足つきは、身長165cmの私で両足の爪先が地面にべったり付けられる感じ。国内250ccクラスの現行モデルのなかでは、少しだけ車高は高めではありますが、取り回しに不安を感じる程ではありません。
エンジンをかけると想像より少し低く力強いエキゾースト音にギャップ萌え。何となく、すべてのことをそれなりのレベルでサラッとこなす優等生タイプの王道ネイキッドを想像していましたが、何だか排気音はやる気満々。走りへの期待度が上がります。
走りだしてみると滑らかにでも力強く加速して、楽に乗れるライディング姿勢と併せ、バイクを公道で楽しむってこういうこと!そんなゆったりとした乗り味を感じることが出来ました。
ちなみに、今回試乗会が開催された場所が、桶川スポーツランドというミニバイクサーキットだったので、少しコースを攻めて走ってみましたが、やはり私のライディングスキルでは、ヘアピンのような細かくて急なコーナーを、スピードを維持したままスムーズに曲がり切るのは困難でしたが、驚いたのは車体の安定感。
ライダーのスキル不足による突発的な急減速にも、車体自体の挙動が乱れることはなく、安心して乗ることができました。
車体価格(消費税込)は53万3500円。70万円前後の価格帯が主流の250ccクラスで、50万円台前半で購入できるにもかかわらず、車体のクオリティにも走りにも大満足。
レジェンド250ツイン3は、コスパ最強のツーリングバイクです。
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みんなのコメント
SR、旧スタイルのまま新エンジン・OBD搭載で出せないもんだろうか。キックオンリーは好みじゃなかったがあのデザインは今見ても秀逸。セル付きだったらキック教コア信者でない人も含めかなりの人が欲しがると思うんだけどなあ。
国内メーカもこういうのどんどん出してもらいたいなぁ