トム・ホランドが宝探しに挑むアクション・アドベンチャー大作『アンチャーテッド』

　トレジャーハンターを操作して伝説の秘宝や古代都市の謎を紐解いていくアクション・アドベンチャーゲームの人気シリーズ『アンチャーテッド』が、タイトルはそのままにトム・ホランドとマーク・ウォールバーグ主演で実写映画化されました。

　2007年の第1弾発売以降、多くのファンから熱い支持を集めるゲーム「アンチャーテッド」は、全世界でシリーズ累計4170万本を超える売上を記録している超人気作。2009年にはゲーム界のアカデミー賞と呼ばれる＜AIASゲーム・オブ・ザ・イヤー＞を受賞し、映画化にも大きな期待が寄せられていました。

　世界中で大ヒットを記録し、日本でも絶賛公開中の『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』のピーター・パーカー役でお馴染みのトム・ホランドが演じるのは、NYでバーテンダーとして働くネイサン・ドレイク（愛称：ネイト）。器用な手さばきと類まれなるスリの才能を見込まれたネイトは、トレジャーハンターのビクター・サリバン（愛称：サリー）から50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされます。

　サリーが消息を絶った兄サムの事を知っていたことから、トレジャーハンターになることを決意したネイト。しかし、その財宝は他の組織からも狙われていました。果たして二人は50億ドルの財宝を手に入れることができるのでしょうか……？

　ゲームのファンは映画化そのものを楽しむことができますし、もちろんプレイしたことのない観客もネイトとサリーのオリジン・ストーリーとして、ゼロから楽しむことができます。はじめは心を閉ざしていた二人が、協力し合わなければ乗り越えられない壮絶な冒険に挑むことで絆を見出していく……。激しいアクションだけでなく、そんな人間ドラマの部分にも注目です。

　サリーを演じるマーク・ウォールバーグは、その無骨なイメージ通り大のバイク好きとして知られています。『トランスフォーマー ロストエイジ』（2014年）には自身がアンバサダーとしてアパレルコレクションを展開したインディアン・モーターサイクルのキャップを被って出演し、続く『トランスフォーマー 最後の騎士王』（2017年）にはコンフェデレート・モータサイクルのP51 Combat Fighterが登場（もちろんロボットに変形します）。さらにコメディ映画『パパVS新しいパパ』（2015年）でもインディアン・チーフクラシックが印象的に使用されるなど、公私にわたってバイクと縁深い俳優なのです。

「宝探し」は古くから映画の定番であり、多くの名作も生み出されてきたテーマ。ゲームをベースに手に汗握るアクションと、財宝を求める人々の様々なドラマを描く『アンチャーテッド』は2022年2月18日（金）より全国公開です。