■プジョー/ルノー/シトロエンのフランスブランドが絶好調!
日本自動車輸入組合は2021年6月4日、5月度における外国メーカー車の輸入車新規登録台数を発表した。
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それによると、5月の新規登録台数は2万187台(乗用車のみ)となり、前年同月(1万2439台)と比べて62.3%の増加となった。また2021年1月からの累計台数は10万5167台で、前年同期(9万2410台)と比べて13.8%の増加となっている。
1月から5月の累計台数をブランド別に見ていくと、次のとおりだ。
1位:メルセデス・ベンツ 2万1510台(前年同期比105.5%)
2位:BMW 1万4743台(同117%)
3位:VW 1万2219台(同80.2%)
4位:アウディ 9729台(同130.4%)
5位:BMW MINI 7723台(同114.3%)
6位:ボルボ 6605台(同105.3%)
7位:Jeep 5893台(同127.8%)
8位:プジョー 5856台(同167%)
9位:ルノー 3362台(同135.4%)
10位:ポルシェ 3257台(同110%)
* * *
ドイツ・プレミアムスリーと呼ばれるメルセデス・ベンツ、BMW、アウディは、ともに前年同期と比較し順調に数字を伸ばしている。
一方、VWは80.2%とマイナスになっているが、この6月には新型「ゴルフ」の日本上陸が予定されているし、4月には改良新型「パサート/パサートヴァリアント/パサートオールトラック」、5月には改良新型「ティグアン」を発売、さらに2021年後半には改良新型「アルテオン」およびニューモデルの「アルテオンシューティングブレーク」、「ゴルフヴァリアント」なども予定しており、ニューモデルの少なかった2020年と比べ、2021年は話題が豊富だ。そのため2021年後半にかけて数字を伸ばしていくことが予想される。
注目は、フランスブランドだろう。8位のプジョーは前年同期比167%、9位のルノーは135.4%、さらに11位のシトロエンは2667台で163.9%、18位のDSは375台で147.6%と、輸入車平均よりも上回っているのが特徴だ。
これは2020年後半から2021年前半にかけて、注目のニューモデルが続々と日本に上陸したことが大きな理由だ。ルノーは2020年10月に新型「ルーテシア」、2021年2月には新型「キャプチャー」と、欧州でも人気のBセグメントコンパクトハッチバック、およびSUVを発表、この2台とモデル末期となった「カングー」がルノー人気を引っ張っているという。
またプジョーは2020年7月に登場したBセグメントハッチバック「208/e208」、同年9月登場のコンパクトSUV「2008/e2008」、シトロエンは2020年8月にカタログモデルが登場した「ベルランゴ」、DSは「DS3クロスバック/DS3クロスバックE-TENSE」が人気を博している。
気になるのは今後の動向だ。現在、世界規模の半導体不足により、自動車の生産に影響が及んでいる。
新型コロナ禍に見舞われた2020年前半だったが、後半からは世界の自動車市場が急激に回復した。ただし、ルネサスエレクトロニクスの工場火災などもあり、半導体不足に陥り需要の多い自動車市場に対してそれに応える生産ができなくなっている。
とくに輸入車ブランドにとっては、自国での生産が最優先され、日本向けの右ハンドル仕様がどうしても後回しになってしまうということもあるという。つまり、日本で輸入車ブランドの受注が多くなっても、なかなか納車ができなくなるということも起こりそうだ。
外国メーカー車の輸入車新規登録台数を見る限りは、景気は確実に回復している。ただしその登録台数が今後さらに伸びるかどうかは、今後の半導体不足が解消されるかどうかにもかかってくる。
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みんなのコメント
無くなり誰でも買えるようになったからでしょ。
前年は先が見えないコロナに怯えていたので
ワクチンの開発で先が見え始めている今年と
比較する意味が無いと思うけどね。