ボルボ のみんなの質問

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『空吹かしは煤対策に有効でしょうか?』
ボルボのクリーンディーゼル車に乗っています。
アドブルーが有りませんし、強制燃焼機能(手動)もありません。煤対策と思い成るべく高速道路の使用を心掛けています。

しかし雪国の為、この時期は乗らなかったり乗ったとしてもノロノロ運転が多く、更にはルーフの雪を落としている間にアイドリングしていたりと悪条件ばかりです。

そこで走行せずとも山の中で2000~3000回転位を維持したまま、暫くアイドリングをした場合は煤対策になりませんでしょうか?
やはり走行しないと全く意味の無い事でしょうか?

気休めかも知れませんが、インマニにエンジンコンディショナーの注入や燃料タンクにDPF内の洗浄剤、インジェクターの洗浄剤は投入したりしています。

詳しい方、是非教えて下さい。

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ベストアンサーに選ばれた回答

rkt********さんへ

>ボルボのクリーンディーゼル車
>走行せずとも山の中で2000~3000回転位を維持したまま、
>暫くアイドリングをした場合は煤対策になりませんでしょうか?
駄目でしょう。

基本線を書いていきますね。
空気だけ吸い込んで圧縮し、得た高温雰囲気に燃料を吹き込んで燃やす、のがディーゼルです。
吹き込まれた燃料液滴の1粒1粒が表面から燃えて行く。という時間が掛かるので、燃えない筈の窒素が超高温に晒されて酸素と結び付いてしまう。NOxの生成排出です。
一方、燃え残った炭素が互いに手を繋ぎ合って巨大化し、黒煙の素と成る煤へ成長する。
この煤を捕集して排気を無色化するのがDPFなんですが、濾し取るばかりでは直ぐに詰まってしまう。から、高温の排気で徐々にCO2化し、排出して行く。

ディーゼルは噴射量の多少だけで出力を調整出来るので、スロットルバルブは要らない筈ですが、近年は装備する様に成りました。
吸入新気を無理矢理狭い所に通すと、付与された運動エネルギーが圧縮上死点温度Upに転化します。
これで排気温にして260℃が得られる。けどDPF連続再生には不足。なので、、、

と言う様な構造で状況なのです。だから負荷が高く成る高速道路走行等を、或る程度の時間続けてくれ、と言う事なのです。

>2000~3000回転位を維持したまま、
>暫くアイドリング
で、DPFの再生に必要な排気温に上がりましょうや?
と言う事なのです。

煤問題というと、他にはNOx低減の為のEGRの通路に、排気を冷やしてから吸わせる為に堆積して行く事が問題ですが(半島では火事が多発、とか)、こちらは分けて考える必要が在るでしょう。

質問者からのお礼コメント

2023.2.1 15:14

皆様、納得の行くご回答大変ありがとうございました。
素人には難しい所も沢山ありましたが、何となく段々理解して来ました。
全員がBAですが、今回は文章を長く記載して頂いた方をBAにしました。

その他の回答 (2件)

  • 無負荷での空ぶかしでは燃焼温度があまり上がりませんし、むしろ煤が多く出る可能性すらあります。
    手動でのDPF自動再生が無くても、コンピュータに外部から指示を送ることでできるものがほとんどですから、ディーラーで強制自動再生してもらうくらいでしょう。
    #まあ必要かどうかも含めて見てもらうってのでいいでしょうけど

    ちなみに、アドブルーは煤の発生には関係ないので(NOx等の浄化が目的ですから)アドブルーなしだからといってDPFが詰まりやすいとか言うことはありません。

  • 『空吹かしは煤対策に有効でしょうか?』
    車輛停止時
    あまり有効ではありません

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