トヨタ コロナ 「バブル期のファミリーカー モデルチェンジ時期の92年は、バブル景気も下火になりつつありましたが、設計時はおそらくバブルまっただ中でしょう。 上級モデル」のユーザーレビュー

バブル期のファミリーカー モデルチェンジ時期の92年は、バブル景気も下火になりつつありましたが、設計時はおそらくバブルまっただ中でしょう。 上級モデル

2008.2.20

総評

バブル期のファミリーカー
モデルチェンジ時期の92年は、バブル景気も下火になりつつありましたが、設計時はおそらくバブルまっただ中でしょう。
上級モデルのシート表皮がマークIIと同じグレードだったり、かなり贅沢に設計されたモデルでした。
また、同時期に、欧州風の味付けのセダンというのがウリの日産プリメーラがヒットした後でしたので、コロナもかなり欧州車を意識したものでした。
ハイデッキのグラマラスなボディに、従来よりは引き締まった足回りを備え、欧州ではツーリングカー選手権に参戦していました（日本ではエクシブの方でしたが・・・）。
ただ、バブル期からの「ハイソカー」ブームで、マークII御三家（クレスタ、チェイサー）が怒濤のように売れたことから、セールス的には思わしくなかったようです。
そして、マイナー後はシート表皮のグレードを落とすなどのあからさまなコストダウンで、販売不振に拍車をかけたような気がします。

満足している点

コロナというとファミリーカーのはずなのですが、当時大学生だった私が乗るのに抵抗がないくらい、若々しいデザインでした。
流行の白パール＋メッキモールは若干オヤジくさかったのですが、欧州ツーリングカー選手権参戦記念で、黒メタ＋ブラックグリル・モール仕様の特別仕様車（EXサルーンL）があり、それに乗っていたのですが、なかなか格好よかったです。
FFにハイデッキのデザインで居住空間も非常に広く、マイナーチェンジ前は内装の仕上げも良好で、非常に満足度の高い車でした。
ちなみに、私が実家を出るとき、マイチェン前のEX-Lとマイチェン後のEX-G（最上級グレード）あったのですが、父と兄が相談の上、マイチェン後のEX-Gを売却しました。
そのくらい、マイチェン後のものよりも仕上げはよかったです。

不満な点

かなり値引きも大きかったのですが、２リッターモデルの定価は200万円超、当時のマークIIグランデが210万円台からですから、かなり割高感がありました。
高かろう、よかろうでは、バブル崩壊後の日本で売れるはずがありません。
やはり、マークIIのお買い得感の前にかすんでしまって、極度の販売不振に陥っていたのでしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験