トヨタ カローラセレス 「バブルに咲いた徒花　4ドアAE101」のユーザーレビュー

バブルに咲いた徒花　4ドアAE101

2022.6.29

総評

4気筒20バルブ、5ナンバー4ドアハードトップ、5MTという、もう絶対に生まれてはこない奇跡的な組み合わせ。当時から希少性が高く大好きでした。
都内で乗り回すにもちょうどよかった。
この上ない高級感で、次の世代からかなりコストダウンされたこともあり、バブル時代の落し子なんて言われ方もしましたね。
子供ができて降ろすときに、車高が低いことからギックリ腰になってしまい、乗り換えました。。。

満足している点

5人乗れるが、スポーツ走行もいける。
低い全高でスタイリッシュ。
燃費もまぁまぁ良かった。
外装以外はAE101と共通なのでチューニングパーツには事欠きませんでした。

不満な点

当時は満足していて不満はなかったが、下のトルクは細くて、唯一不満でした。

デザイン

5

エクステリアは、コロナエクシブなどの弟分としてデザインされただけあり、流麗でスタイリッシュ。
カローラには見えなかった。
ちょっとした違いだが、中期以降のほうがクセがなくスポーティなデザイン。
インテリアは豪華そのもの。ダッシュボード、ドア内張りなど、各所にソフトパッド採用。時計は各種車両情報を文字表示し、現代のマルチインフォメーションディスプレイの走りと言える。

走行性能

4

もともと天井が低いので、ロールしにくく、俊敏に動けた。
エンジンはNAのためパンチはないが、当時のテンロクとしてはまあまあだった。

乗り心地

3

純正だとセダンと変わらない足回りで柔らかかった。当時の車は柔らかくして乗り心地を稼いでいたから、普通だったと思う。
シートは厚く高級感があった。

積載性

3

まあ、あの形なのでね。。。
でもトランクは広く、余裕でベビーカーを載せられました。

燃費

4

ややパワーは弱めだが、燃費は良かった。
高速使うとリッター16kmくらい出た。
エンジンのパンチやスピードはエクシーガのほうが上。

価格

4

中古で買ったときは、ほとんど新車並みの走行距離で、120万だった。かなりのお買い得物件でした。

故障経験

ラジエーターを壊したことがある。
ハイプレッシャーラジエターキャップに老朽化したラジエーターが耐えられなかったとか。
それ以来、今に至るまで、ラジエーターキャップは純正にしてます。
ただ、それ以外は全く支障なく、オイル漏れもなく16年乗れました。トヨタクオリティなのか、開発当時の資金が潤沢だったからかはわかりません。