トヨタ カローラツーリング 「ファミリーカーに残された 数少ないMT車」のユーザーレビュー

こえむ こえむさん

トヨタ カローラツーリング

グレード:W×B(MT_1.2) 2019年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
3
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
5
積載性
4
価格
4

ファミリーカーに残された 数少ないMT車

2020.10.26

総評
【カローラツーリング 1.2L ターボ MT (NRE210)】
欧州車に負けない乗り心地、トルク、そして国産車ならではのお値打ちさ。さらに運転が好きな人なら選んでみたいMTまでラインナップ。
バランスが取れたステーションワゴンです。

1.2Lターボエンジンは実用域で非常にトルクが太く、市街地でのストップアンドゴー、そして高速道路の巡航まで、幅広く無難にこなせます。特にMTだと発進やレーダークルーズコントロールを扱う場合でもこの特性は役に立っています。

ちょっと残念なのは、オーディオの上級オプションがなかったり、AT車より高い(!)ことでしょうか。

細かい話はブログに書きました: カローラツーリング MT 1.2L ターボを納車 – 今は数少ないMTのファミリーカー
満足している点
1. かつてのトヨタ車とは比べ物にならないほどのハンドリングの良さ
2. 1.2L ターボと小排気量ながらトルクフルで燃費も良い
3. MT車なのにアダプティブクルーズコントロール(ACC)をはじめとした電子制御機構が有効に使える
不満な点
1. プレミアム「感」はない あくまでこれは感覚の問題
2. オーディオの性能が今一つ JBLサウンドシステムなどのオプションがあればいいのに
3. なぜかAT車よりMT車のほうが高い
デザイン

5

つるしの状態でも、女性の車好きの友達からも評判が良いデザインです。また、ホワイトパールクリスタルシャインはどんな天候でも映えます。
走行性能

3

8NR-FTS (1.2L ターボ)は、実用域で大変扱いやすいトルクが出るエンジンです。ただし、高回転域では大したことはなく、劇的にパワフルな感じではありません。
なお、レンタカーで何度も乗ったハイブリッド車より頭が軽く、コーナリングは1.2Lの方が素直かもしれません。
乗り心地

5

1.2L MT WxBは、欧州車並みに引き締まった足で、高速道路の高架の継ぎ目やアンジュレーションをしっかりと吸収できる素晴らしさがあります。
ただし、これまでの普通のトヨタ車に乗っていた人は、硬く感じるかもしれません。
積載性

4

ステーションワゴンとしての期待を裏切らない積載能力です。ただ、ヤリスクロスのように、真ん中だけ倒れる仕組みは欲しかったなぁ…4人乗車時でもスキー板が入れられるんですよね、これができると。
燃費

5

下道だと12〜13km/l、高速だと15〜17km/lです。今後も変わるかもしれません。
価格

4

世界のCセグメントの車と比べると、大変お値打ちだと思います。ただ、カローラだと思って選ぼうとすると、値段が上がったなーと感じるかもしれません。
故障経験

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