トヨタがまた後退ですか。。 今度はアイスランド。 トヨタが３５年間ホールドした 年間販売台数の記録を、 電気自動車テスラが半年で打破。 トヨタ後退は確定的。

Question

しかしトヨタなら、
アイスランドのシェアなんか（笑）
くれてやるわ！って余裕ですか？

Answer 1

アイスランドを含めて北欧は特殊だと考えます。
人口も少なくて、水力発電などで電力が豊富な国が多いです。

アイスランドは人口３５万ですが、氷河と火山の国で特筆すべき産業はありませんが、水力と地熱発電で電力が有り余っていて安いという事情があります。
その証拠に、アイスランドの産業は電気を大量に使うアルミなどの精錬が主の産業で他は水産業です。
つまり、電気自動車の環境には非常に優位な国であり、２０２５年からはプラグインハイブリッドまたは電気自動車のみしか新車販売を行わないとハッキリと明言しています。

こんなわかりやすい国では、トヨタには勝ち目はないでしょうね。

Answer 2

中学の教科書などにも採り上げられるイソップ寓話の「酸っぱいブドウ」。EVに関しては今の日本はまさに酸っぱいブドウのキツネと同じだと思います。

EVを否定する材料としてよく出る「寒冷地では使い物にならない」と「バッテリーの製造廃棄が環境に非常に悪い」。

アイスランドやノルウェー、スウェーデンなどは自動車のEV化に積極的ですが、これらの国々はみな日本よりも寒冷の地です。また、これらの国々はバッテリーの製造廃棄による環境負荷はどうでもいい、と考えているとでも言うのでしょうか？
アイスランドは地熱、ノルウェーやスウェーデンはフィヨルド地形と豊富な雪解け水で水力発電が盛んです。電力の点ではEV化しやすいのは事実です。でも、日本でEVの欠点としてよく言われる寒冷な気候やバッテリーの製造廃棄による環境負荷の問題が本当なら、アイスランドやノルウェーでEVが増えるはずがありません。

今の日本はまず最初にEV否定があり、それに後付けでつまみ食いのように否定材料を切り取って使ってるばかりです。

ところで。

発電全体に占める再生可能エネルギー発電の比率は現在日本は22％です。これに対しカナダが60％、ドイツ48％、イギリス45％、イタリア40％、スペイン35％、そして日本人が自分達より劣っているとひとり決めしている中国が31％、アメリカが24％です。

先進国（または大国）で日本より劣っているのはインドと韓国くらい。しかも、インドは増え続ける人口とエネルギー需要の急増から再生可能エネルギーへの転換に積極的です。今は20％で日本よりほんの少し下回りますが、既に着工したソーラー、風力、水力発電を加えるとすぐに日本を追い越せる位置にあります。

日本の再生可能エネルギーへの転換は、先進国の中では最下位グループなのです。
「石炭火力発電で作った電気で走るEVなど無意味」という人が日本には沢山いますが、「日本以外」の先進国はそんな事わかった上で再生可能エネルギーへの転換を着々と進めています。
2040〜50年には他の先進国が着々と進めている再生可能エネルギーによる発電の比率が今の2〜3倍になる見込みです。

そんな中で、何か日本が遅れをとっている、という話にはありとあらゆる言い訳を並べるばかり。
2年前、豊田章男社長（当時）が十数車種のEV（モデル）を並べて「HVもEVも水素も全部本気」「2030年にはEV350万台」と派手に発表しましたが。
この間発売したEVはbz4xとbz3のみ。bz4xは充電性能が低く外国マスコミの評価は非常に低く、bz3はEVのメカニズムは実質的に中国BYDのもの。
さらに、今年発表した今後のEV開発のスケジュールも全固体電池を2027〜28年の実用化を「目指す」。どうみても世界の最先端からは遅れを取りつつあるのに「まだ本気でないたけ」「その気になれば簡単に世界一」と信じる日本人。

本当はジャンプ力が無くて届かない高い枝のブドウを、「どうせ酸っぱいから」と言い訳したキツネになりつつありますよ、今の日本は。

Answer 3

特に気にしてないです。

計画通りに行けば良いわけですし。
トヨタ 2030年までに350万台
ホンダ 2040年までに新車販売全てをEVとFCVに切り替える

ヨーロッパで車業界が研究開発に参入を始めているFCVが勝つかもしれませんし。次世代エネルギーは水素。