テスラ のみんなの質問

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スピーチの原稿のアドバイスをお願いします(電気自動車について)。時間については触れなくてかまいません。

こんにちは。

地球温暖化防止のため二酸化炭素の排出が少ない電気自動車が、地球にやさしいエコカーとして注目されていますが、今日は皆さんにEVの仕組みとメリットデメリットを具体例や今後の展望などを交えながら説明したいと思います。

まず、EVがどのように走るのかを説明します。電気自動車では、電源はバッテリーから得られます。インバータがバッテリーの直流電力を三相交流に変換し、三相交流は誘導モーターを回し、これにより駆動輪が回転します。入力される交流電源の周波数を調整することによりモーター速度を簡単に制御できます。これが均一な出力と速度へとつながり自己始動を可能にします。これらの理由から誘導モーターは内燃機関よりもはるかに軽く同時により大きな力とトルクを生成することになります。


次にEVのメリットについて話します。
1つ目は燃料費の安さです。月に100㎞そうこうするとした場合、ガソリン車は燃費を30㎞/L、ガソリン代を165円/Lとすると、月あたりのコストは550円ですが、日産リーフの場合、電気代を25円/kWhとすると、月当たりのコストは250円。一方ガソリン車は燃費を30㎞/L、ガソリン代を165円/Lとすると、月に550円となり、コストが半分以下となります。深夜電力を使って充電すれば、さらに費用を抑えることが出来ます。
2つ目は補助金・減税が受けられることです。日産リーフの場合国の補助金60万円を受けることが出来、購入負担額は約350万円となります。住んでいる地方自治体によってはさらに補助金を受けることができるのですが、高知県にはありませんでした。また、国の制度で自動車税は新車登録の翌年度のみ、おおむね75%軽減されます。自動車取得税は非課税、重量税も免税となります。
3つ目は静粛性です。EVはモーターで動くため、ガソリン車と違い、音と振動がないので、乗り心地は最高と言えます。
EVのメリットとして環境に優しいことを挙げるひともいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?EVは走行中に排気ガスが出ないので空気を汚すことがなく、環境を守ることが出来ます。しかし、発電所が二酸化炭素を排出している場合、結果的に環境保全につながっていないという問題があります。京都大学がEVの完全普及による二酸化炭素排出量削減の効果をシミュレーションした結果、現状のままでは将来の二酸化炭素排出量はほとんど変わらないことが明らかになりました。さらに、発電システムに再生可能エネルギーを大規模に導入したと仮定しても、2割程度の二酸化炭素削減にとどまりました。

では、EVのデメリットを話します。
1つ目は価格が高いことです。EVには主にリチウムイオンバッテリーが使われていますが、このコストが高いため、高額になってしまいます。
2つ目は航続距離が短いことです。最も航続距離の長いEVはテスラのモデルSで610㎞ですが、1000万円します。最も一般的なEVである日産リーフでは400㎞ですが、実際は250㎞ほどなので、長距離ドライブは不安があります。
3つ目は充電時間の長さです。普通充電器ではゼロからフル充電にかかる時間はおよそ4~8時間、急速充電器では30分で80%までしか充電できません。
しかし、全固体電池が実用化されれば、これらの点は解決されます。全固体電池は、リチウムイオン電池の一種で、全ての部材を固体で構成する電池です。自動車産業が製造業の中核となっている日本では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、企業23社が参加する100億円規模の開発プロジェクトを発足させて、全固体電池の技術開発に取り組んでいます。2022年度までに全固体電池の基盤技術を確立し、2030年ごろには電池パックの体積エネルギー密度を現在の3倍に当たる600Wh/Lに、コストを同1/3に当たる1万円/kWhに、さらにEVの急速充電時間を1/3の10分にする目標を掲げています。従来の液体電解質に比べて、イオン伝導率が2倍で、出力特性を3倍に高めることが可能だといいます。さらに-30℃という低温から100℃という高温まで安定して充放電ができます。
ちなみに、充電スポットは2020年3月末での情報で18,270カ所あり、ガソリンスタンドの約6割に匹敵します。

補足

4つ目は材料のレアメタルが不足していることです。バッテリーの製造に不可欠なレアメタル、特にコバルトが不足しており、価格は2016年から3倍以上に高騰していることから、EV普及の足かせになるのではないかと不安が高まっています。このため、正極材にコバルトを使用しない電池の開発が進んでいます。リチウム空気電池は、電極材料の一部に空気中の酸素を使うのが特徴で、リチウムイオン電池に比べ、重量エネルギー密度が5倍以上高いとされています。このリチウム空気電池の可能性に目を付けたソフトバンク株式会社は、物質・材料機構と共同し、2025年頃の実用化を目指して、研究開発を重ねていくようです。 世界的にEVシフトと呼ばれるEVに移行していく動きが加速している中で今回のスピーチが電気自動車を理解するうえで一助になれば幸いです。これで発表を終わります。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ガソリンは1L130円位で計算しないと160円だと現在の感覚でかけ離れ過ぎています、燃費は実走行で25キロ位でも良いかと思います。

新型リーフの電費はエアコン無7、クーラー6.5~6.3、暖房6.3~6.0ですから最低でも6.5で計算する必要があります、多くの地域で1kW27円です、これに充電ロス、AC-DC変換ロス、消費税を加える必要があります。
27円×1.27(充電ロス、AC-DC変換ロス)×1.1(消費税)=37.7
37.7円で良くて6.5km走る計算です。

リチウムは稀少で世界中の企業で争奪戦となっており価格は高止まり又産出国では壊滅的な環境破壊が進んでいます、コバルトに至っては60%を産出するコンゴでは争奪戦により内戦状態となってます。

現在日本国内の全ての充電事業者が赤字です。
主流の充電器は44kWですがこれから90kWや150kWの充電器が普及してい行きます。
技術的には400kWも完成していますが規制により150kWが限界となっています。
今開発中の充電器が900kWです。

44kWの充電器でリーフで30分で120キロ分位です、150kWだと(これから発売のアリアは130kWがMax)10分で120キロ位は充電出来ます。
しかし150kWは1世帯の10日~15日分をたった1時間で1台の車が消費する事になります。
時間になおすと最低でも240世帯以上の電力を1台で使うと言う事です、900kWなら最低でも1台で1500世帯分以上と言う事になります。
現在の販売台数では3%以下(e-パワー、プラグイン除く)、登録台数に至っては1%程度です。
日本の保有台数が全て電気自動車に置き換わるのは不可能で10%程度で伸び悩みます、電気自動車が普及することは完全に不可能で今後e-パワーやプラグインがシェアを伸ばし100年後には燃料電池車が主流となります。

質問者からのお礼コメント

2021.3.7 19:23

みなさまありがとうございました。

その他の回答 (7件)

  • 本当にEVでエコを訴えるのであれば、日本古来からある温泉地域の既得権益をブチ壊すようなハナシを加えては?どうでしょうか?

    ココで言われている充電での発電所は化石燃料を用いた火力発電かと思いますが、実際は火山大国日本はエネルギー保有大国ですからね。地熱発電で、しかも地産地消が可能ですから。
    ところが、各地域に存在する温泉地域の自治体が、『源泉の枯渇』などを理由に地熱発電は広がらないし、もう一つの権力者である独占権を持つ電力会社が鬼門ですからね。

    人里遠く離れた発電所から高圧電線で電気を送るが、送電ロスがあって供給する電力の何割かが消失するし、電気量が激しい時期に省エネ節電を呼びかけても、元の電力を減らさなければ残りの電力はムダにタレ流し(例えば95%の危険水域の電気使用量で、60%まで減らせたとしても、35%はタレ流しですから、大停電を起こさないだけでエコなの?となりますよ)出さからね。まぁ、発電量の調整に大掛かりな原発よりも、火力発電は火力調整し易いのでしょうけど。

    電力会社が管轄保有する電線問題を除けば、日本各地に存在する温泉の源泉を利用すればCO2排出は激減するし、各地で地産地消すれば送電ロスも少なく、充電スタンドが地熱発電所にもなるかも?バッテリーの普及で発電所で蓄電も出来ますしね。

    ただし、ご指摘のレアメタルであるコバルト不足は技術の進歩で克服して行くしかないでしょうね。
    似たようなハナシで、三十年以上も前に『原油の埋蔵量は三十年分しかない』と言われてましたからね。
    無い無いで吊り上げる商売なのかも?知れませんが。

    ちなみに、中国メーカや中国向けのテスラ車は、発火し難い安定している『リン酸鉄リチウムイオン電池(通常のリチウムイオン電池よりも体積辺りの電力量は落ちる)』で対応するようですが。

    余談ですが、リチウムイオン電池の特性として、20〜80%の領域で充放電させるとバッテリー寿命が長持ちします。なので、車載されているリチウムバッテリーは、2割ほど未使用で眠らされてます。おそらくスマホ等は、使用サイクルが短命なので100%の領域を使っていると思いますが。

    リーフ等の使用済みバッテリーの回収で蓄電池利用されているのは、こうした利用可能バッテリーを寄せ集めたモノですからね。

  • 大変ですね。

    仮にエコが、スピーチの目的でしたら、ここは違いますね。道路を使いますね。道路が痛みますね。その修理代は、他の自動車利用者が払いますね。
    政策誘導の話でしたらともかく、エコロジーの問題でしたら関係ない項目です。

    エコロジーが論点でしたら、この部分は削除が望ましいです。政策誘導の話でしたら、電力への課税なども入れたほうが良くなってくると思います。話が広がり過ぎますね。


    >2つ目は補助金・減税が受けられることです。日産リーフの場合国の補助金60万円を受けることが出来、購入負担額は約350万円となります。住んでいる地方自治体によってはさらに補助金を受けることができるのですが、高知県にはありませんでした。また、国の制度で自動車税は新車登録の翌年度のみ、おおむね75%軽減されます。自動車取得税は非課税、重量税も免税となります。

  • これを聞くのはどんな人たち?
    対象者がわからなければ、評価のしようがないね。

    与えられた所要時間は何分?
    原稿は見ないで、覚えてしまうのかな。
    いずれにしても、400字の原稿用紙1枚を、普通1分で読むので、
    それで計算すればよろしい。

  • 電気自動車についてはそれで良いかもしれないが、ではその電気自動車システムの実現と運営に必要な「電気」エネルギーの確保をどうするのか?
    現状で我々が日常利用している電気エネルギーはどのように作られているのか?その手段としては、原子力、二酸化炭素を生む火力、水力、再生可能エネルギーの利用があるが、それらの比率は全電気エネルギー生産の中でどのようになっているのか。また将来はどうしょうとしているのか?
    ここまで少しは触れないと話として中途半端だと思う。

  • 全然入ってこないです。
    資料の情報をただ読み上げてるようなスピーチになりそう。

    専門用語が何の説明もなく使われてますがあなた自身も理解できてますか?
    「三相交流とはなんですか? 二相交流との違いはなんですか?」
    「正極材とはなんですか?」
    このような質問に答えられますか?

    情報はたくさん入ってますが噛み砕いて伝える文章になってません。
    スピーチの最後の方には「あの人まだしゃべってるよ」と思われそうです。

  • 気になったところは、

    「大きな力とトルク」→トルクは回転方向の力。では前者の大きな力とは?
    「ガソリン代を165円/Lとすると、月に550円となり、」→前に同じ話をしているので1箇所でいいでしょう。
    「2つ目は補助金・減税が受けられることです。」→電気自動車についてしか書かれておらす、ガソリン車やハイブリッド車では受けられないのか?受けられる場合は電気自動車との比較が判らない。
    「音と振動がないので」→あるものないものははっきりした方がいい。エンジンの振動はないけど、当然ロードノイズはある等。なので「車両起因の音と振動がない」等の表現の方が無難でしょう。

    素人意見ですがこんなところでしょうか。

  • では→最後に
    1つ目、2つ目、3つ目などと列挙する場合は、はじめに〜について3つお話ししますなどと個数を具体的に言ったほうが、聞き手が整理しやすいかと思います。

    また、用途が分からないので、なんとも言えませんが、あなたの立場(考え方)が示されていないところに、違和感を感じました。

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