テスラ のみんなの質問

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10年以上から電気自動車を作っている日産や三菱は、なぜテスラのようなスポーツカーを EV 車で作らない(作らなかった)のでしょうか?

加速性能が高いということが分かっていたはずなので、特に日産は GT R や Zと同じようにテスラのモデルS やモデル3みたいな車を作ればテスラに抜かれることもなかったのではないですか? 単に技術が無かったのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

EV普及という最終的な目的は同じですが、すべての自動車会社は「一般層にEVを普及させる」ことにまず取り組もうとしました。EV開発には膨大な費用がかかり、バッテリーの調達にも多大なコストがかかります。それをペイさせるにはどうしても製品になんらかの制約を課すしか方法がありませんでした。
その結果生まれたのが2000年代に生まれた量販第一世代EV、日産の「リーフ」三菱の「アイミーブ」などです。高価なバッテリー温度管理システムを省き、スペックシートに書かれた航続距離を実現させるために最低限必要なだけのバッテリーを積み、省けるところはとことん省いたシロモノです。結果「買って3年でバッテリーが日常利用にすら差し支えかねないレベルに劣化する」という評判を招き、日本のEV普及に致命的なつまづきを招きました。

テスラはこれを真逆の発想で始めました。どう考えても一般層が買えるEVなんか作れっこない、だったら付加価値次第で高額な買い物を許容する富裕層が買いたがるEVをつくろう、と。習作状態だった「ロードスター」はともかく、次の「モデルS」は押し出しの効く外観とスーパースポーツ級の運動性能を兼ね備え、自社の充電網を利用すれば航続距離の問題もなくなり、入念に設計された温度管理システムと余裕を持ったバッテリー量搭載によって「バッテリーが原因で寿命となる」事態をほぼ無くすことに成功しました。

この路線の問題はただ一つ、「運営が軌道に乗るまで延々と膨大な赤字を吐き続ける」ということです。一般の私企業ではこれは背任行為を問われかねない事態ですが、イーロン・マスクは自身が掲げる理想的未来社会のビジョン(この時点で客観的に言えば、ハッタリ)で投資家たちの支持を集め、テスラが吐き出し続けた膨大な赤字を事実上「なかったこと」にすることに成功しました。そこに「排出権取引制度」の導入が重なってテスラは既存の自動車会社から膨大なカネをむしりとることに成功しています。
こうしたさまざまな危ない橋を渡った末にテスラの現状があり、今のテスラはようやく「自動車事業だけで黒字を狙える」ところまでこぎつけています。イーロン・マスクのハッタリがハッタリでなくなりつつ在る訳です。

ま、そういうわけで、テスラの成功は「個人が差配する独裁企業だから」という点に大きく依存しています。既存の自動車メーカーがどこもテスラと同じことを出来なかったのは「既存の自動車メーカーだから」です。

質問者からのお礼コメント

2021.11.18 23:33

詳しくありがとうございました。
他の方々もありがとうございました。
よくわかりました。

その他の回答 (15件)

  • 売れないから。

  • 作っているのは人間で、車が好きだから自動車メーカーに勤めているんだと思いますよ。車が好きなら、今はまだエンジン車両に乗りたいですよ。
    evは無機質で。

  • 技術はあります。
    実際、e-powerはかなり良いものです。
    リーフの加速力も良いですよ。

    作らなかったのは需要がないから。
    技術はあっても売れなければ意味がありません。
    またレース前提であれば箱車EVでのレースカテゴリはありません。
    それならエンジン車であるGT-Rを熟成させた方が良いでしょ。

  • テスラが売れたのは自動運転ありき

    日本だと法規制で自動運転なんてムリだからムリ
    なぜか外国で発売しているのを持ってくるのはOK

  • 車オタクの車を見てそう思う方がおかしい。

    マフラーを改造したりとやたらエンジンにこだわっていることが分かるでしょう。音が出ない車なんかにああいう連中は乗りません。

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