マツダオートザムAZ-1（スズキにはキャラとしてOEM供給）ですが、最高速度は何km/hですか？ また、当時あまり大ヒットしなかった理由を教えて下さい。

Answer 1

AZ-1のマツダスピードに乗っていました。
最高速度は135㎞/hでリミッターが効いてきます。
その時のエンジンの余力はかなりあるので
リミッター解除してみたら
憶測で（スピードメーターが140㎞/hまでしかない）
180㎞/hまで出ました。
解除の方法はこの場では勘弁してください。

当時ヒットしてないとの事ですが、
当時日本はバブル期で、軽自動車でのプレミアム感を
出そうと、ホンダが「ビート」を
スズキが「カプチーノ」を販売し、
どちらもヒットしました。
オートザム（マツダ）も「AZ-1」を発売しましたが、
すでに日本のバブルは末期で、思うように
販売が伸びなかった訳です。
実際は2000台位で製造停止されています。

「ビート」「カプチーノ」との違いは
オープンカーでは無い事もあると思います。
「インナーモノコックボディ」と呼ばれる軽量化で
アウターボディをFRPで覆い更にミッドシップレイアウト。
ボディ剛性を高める為にサイドシルを高くしなければ
ならないので、普通のドアでは乗りが困難な為、
ガルウインドゥになった訳です。
当時トヨタで発売されていた「セラ」のような
ファッション的なものでは無かったのです。

ガルウンドゥでは「チケットウインドゥ」と呼ばれる
位10㎝位しか開閉できないので、閉鎖感な半端無いです。
当時の車としては珍しくエアコンは標準装備されていましたが、
そんなに効く訳では無いものではありませんでした。

バルブが弾けて車を趣味からただの移動手段として
国民が選ぶようになってスポーツカーがどんどん消滅する
頃の時代に、発売されたのが「ＡＺ-1」なんですね。
要するに「ビート」なんかに比べると発売が
遅すぎたのです。

それでも、とんでもない車でしたよ。
私は２０年所有していましたが、腰痛に悩んでいましたので、
乗り降りが困難でしたので泣く泣く手放しましたが、
60㎞/ｈまでなら信号ダッシュでＧＴ-Ｒでも敵いません。
ロック・トゥ・ロック2.2回転と言うステアリングの
機敏さは交差点のターンでも切り返しが無いくらいです。
頭のすぐ後ろにブローオフバルブがあるので、
アクセルオフでは常に「バシュー」って音が鳴って
通勤時でも楽しい思いでがあります。

時代に乗り遅れて、
消えていった訳ですが、ヒットしなかった訳では無く
時代に適応できなかった、
そんな車です。

Answer 2

逆ですよ。スズキからマツダにOEMです。マニアックだからねぇ。マニアックな人達がチューニングしましたよ。当時メカニックしてたので。