なぜ、クルマ屋さんのメカニックは慎重な判断をしたのでしょうか？

Question

先週末、愛車の6か月点検をディーラーで受けた際2つの修理が出ました。
すでの発注済みですが。

25万3000ｋｍ走行中。スバル インプレッサスポーツワゴン５ｍｔ


１、ラジエター修理（ロアタンクの交換）
２、ドライブシャフトブーツ破損修理
合計、6万5000円程です。

１は冷却水漏れ発生で残量ゼロでしたがオーバーヒート無し。
２、グリスが飛び散っていた。

通常は一泊二日の修理ですが2泊3日になりました。
メカニックからはアッパータンクとロアタンクの間にあるラジエターコアの部分もダメになっている可能性もあるので外注先には平日出してみてもらうしかないとの見解。
最悪、社外品のものでラジエター一式総取り換えが必要かも？の話あり。
（これだと、合計10万円近くまで上がります。）

担当の整備士曰く、メカニックの方は過走行で今まで大金かけて修理してもらっているので
お客様が心配との話がありました。

Answer 1

きちんと6ヶ月点検されているのはすごいですね！ ロアタンクは確認しにくいので、きちんと点検に出されているので早期に発見してもらえたのでしょうね。ドラシャブーツは消耗パーツですので、やがて別の場所も破れてきます。

修理費用としては妥当と思いますが、メカニックさんの「慎重な判断」というのは、「お金を掛けないように慎重な判断をしてくれている」のか、「クルマがこの先トラブルが起こらないように慎重に判断してくれている」のか、質問者様の感覚ではどちらですか？

わたしはこのお話を受けて、メカニックさんは適切なご対応されていると思います。質問者様のお車は、これまできちんとメンテしてきた車両ですので、その費用総額とこの先起こりうるメンテ費用までケアしたご提案としたら、大変ご親切なメカニックさんと思います。

前にも書きましたが、ディーラーの整備は、新車を売った責任と、次車両を購入いただく販促の意味で行なっています。あくまでも次のクルマを買ってもらうことが前提のサービスなのですね。一方、整備専門工場は、クルマを整備修理することが生業です。なので、ディーラーによっては、高いメニューの修理お見積を出して、新車に乗り換えを促すケースもあります。

また、正規のルートの部品しか扱えないケースも多く、どうしてもパーツ代金が高めになってしまうこともあります。例えば、GGインプレッサであれば沢山の個体が世に出回っていますから、ヤフオクで程度の良いパーツを格安で手に入れることができます。町工場ではこうしたルートでの入手ができても、メーカー系列ディーラーはやらないですね。やはり正規ルートから正規価格のパーツを入れることしか許されていないです。

さらに、ディーラーで整備できる内容は限られており、大掛かりな修理は近隣の外注業者に委託します。結果、ディーラーは中間マージンをとるので修理費が高くなります。ラジエーターやエアコンのエバボレータなど冷却器専門業者がいて、そういうところに修理に出します。ディーラーを経由せずに、直接工場に出したほうが安いですが、代車サービスや修理箇所が複数の業者に及ぶ場合には、やはりディ＾ラーが便利です。

もしもお金をかけたくない場合は、ラジエータ専門業者に直接出すのもアリですね。例えば以下のようなパーツを仕入れて持ち込み作業をしていたたくなどもできます。
http://www.coolingdoor.com/smart/cate/detail/cateid-1_carid-189_no-1x002755_.html

または、これを機会にアクセラにいくのも、運の巡り会わせかもしれませんね。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！

Answer 2

私ならラジエーターは即交換の見積もりを出します。

修理は時間が掛かりますし、そのうちアッパーホースの付け根やコアのつなぎ目で不具合が出て漏れる可能性が高いので。

Answer 3

見積もり金額は妥当です。出先で ブローしたり走行不能になる確率が高いからでしょう。冷却水漏れだと 水温センサが動かないまま ブローしますので。ブーツはそのままだと車検通りません。

Answer 4

ラジエター修理
ドライブシャフトブーツ交換で6万5000円は全く普通の金額。
部品代よりも工賃が高い修理箇所だし。
車種やメーカー、さらに整備士次第では「ブーツ破れ＝ドライブシャフト交換」でリンク品でも片側で3万円+工賃ですよ！
最近は社外品でドライブシャフトをバラす事無くブーツだけ交換できる物も有り、お客の要望（お財布事情）を考慮してくれる工場も有ります。
私は28年程前に整備士資格を取得しましたが、当時はラジエターのアッパー・ロアータンクは真鍮製が多く、小さいヒビは自分達でロウ付けして修理してました。
ラジエター屋も今では「タンクが樹脂製・コアがアルミ」で修理が少ないと嘆いてます（今も付き合いが有り、油圧ホースの制作等頼んでます）
今でも樹脂製タンクの交換を依頼すれば、コアの詰まり確認や掃除もオマケでしてくれます。もちろん数日掛かります。
交換なんて事故等でコアチューブが潰れたり破れたりしない限りする事有りません。
冷却水を「数年間水だけ」で錆のコア詰まりが起きてればあり得ますが・・・
ラジエターは基本的に「非鉄金属」で解体業者の儲け口でも有り、曲がってても破れてても価値が有ります。
コアやタンク内部が綺麗な完品は中古として整備工場が買って行きます。
でも高くても3万円以下です。
私も解体業者でラジエターやエアコンコンデンサーを1万円以上で買ったこと有りません。
過去に解体業者（全国ネット加盟店）でホンダトゥデイのドライブシャフト1本が3万円と言われた事が有ります。
中古です。
部品屋に確認したらリンク品（再生品）も3万円でした。
別の解体業者（知り合いでは）同じ物が「1本1000円！」「コーヒー買って来い」でしたが・・・
ブーツだけだと、純正品でインナー・アウターが各3000円ずつ（グリス付き）アウター用にモリブデングリスを使うなら+1000円
新品・リンク品・中古・現物修理でラジエターもドライブシャフトも金額は「天と地」ほど違います。

Answer 5

慎重では無く普通に当たり前の対応ですよ。トラブルに成らない様に万が一に備えますね。因みに怪しい海外製はネットで1万〜1万5千位。国産社外品で2万円前後ですよ。社外品ですが純正と同じメーカーですね。梱包の箱が違うだけ。