ローバー 75サルーン 「近年まれにみるエレガントな車。唯一無二の存在です。きちんと面倒を見てくれるメカニックがいれば、躊躇う理由などありません。「この車に乗らなくて、何に乗る」のユーザーレビュー

lily220 lily220さん

ローバー 75サルーン

グレード:2.5コニサー_RHD(AT) 1999年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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近年まれにみるエレガントな車。唯一無二の存在です。きちんと面倒を見てくれるメカニックがいれば、躊躇う理由などありません。「この車に乗らなくて、何に乗る

2010.8.25

総評
近年まれにみるエレガントな車。唯一無二の存在です。きちんと面倒を見てくれるメカニックがいれば、躊躇う理由などありません。「この車に乗らなくて、何に乗るのか?」そう思える素晴らしい車です。
満足している点
イギリス本国では、装備が簡素化されたグレードがありましたが、国内に導入された前期型は、「クラブ」と「コニサー」の2種類になります。いずれも本革内装で、サンルーフ、電動シート、バックセンサー、オーディオ等の装備の違いはありますが、どちらも「最上級」な仕様と言って差支えないでしょう。イギリス本国では「少々やり過ぎ」と捉えられている内外装ですが、日本人からすればイメージする「イギリスの車」が見事に体現された車だと思います。メッキの使い方、ウッドの豪華パネル(前期型は本物)、タイトなレザーシート、いずれも上質感あふれるものです。見てよし、乗ってよし、すばらしい車であり、当時の「日本インポートカーイヤー大賞」を受賞しています。室内は遮音性もよく、非常に落ち着く空間です。誰を乗せても喜ばれる内装だと思います。外装は、一言で言えば「エレガント」、上品かつ高級感のある佇まいだと思います。走りに関しては、BMWが設計に関与した足回りで、ロングホイール・ベースのFF車としては、比較的良く曲がると思います。特に中速コーナーが続くワインディングは運転していて楽しいと感じます。エンジンは韓国のキア社に端を発するKV6エンジンですが、トルク感が無く出足が鈍いです。しかしながら4000回転を超えると、まるでアルファロメオのV6ユニットのような快音を奏でます。その辺りの2面性も面白いかと思います。高速安定性は特筆すべきものがあり、超高速域でも片手で鼻歌交じりに運転することが可能です。ディーラー消滅というマイナスポイントこそありますが、これほどすべてにおいて満たしてくれる車は他にはないでしょう。人生の上がりクルマとして考えても良いレベルだと思います。
不満な点
故障が多いとされていますが、それは枝葉末節なトラブルも含めたものであり、正確な論評では無いと思います。どちらかと言うと「ディーラーがきちんと対応しない」が故にそのような印象になったものも多いと思いますし(ディーラーが消滅していますので)、国産車ユーザーからの乗り換え組が、少々オーバーに捉えている部分もあると考えます。少なくとも、同じく所有しているローバー220クーペから比べれば、はるかにトラブルの少ない車であり、日常の足として普通に使える車だと思います。イギリス車の例にもれず、日本の酷暑を乗り切るには脆弱な冷却能力しか備えておりませんので、末永く乗ろうと考えられる方は、そのあたりの対策が必須でしょう。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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