ローバー 75サルーン 「乗ると優しくなれる車 今はディーラーが消滅したローバー最後のセダンです。外観は好みもありますが、個人的にはとても気にっています。クラシカルな雰囲気で、」のユーザーレビュー

乗ると優しくなれる車 今はディーラーが消滅したローバー最後のセダンです。外観は好みもありますが、個人的にはとても気にっています。クラシカルな雰囲気で、

2010.9.4

総評

乗ると優しくなれる車
今はディーラーが消滅したローバー最後のセダンです。外観は好みもありますが、個人的にはとても気にっています。クラシカルな雰囲気で、メッキの用い方も上手だと思います。同時期デビューのジャガーSタイプと似ている部分もありますが、他車と被らない独特の雰囲気があります。内装は、まさにローバー75の真骨頂と言えるでしょう。本物のウォールナットパネルと、フェイクパネルを上手に使い分け、上質で高級感のある室内空間を作り上げています。ローバー車全般に言えることですが、本革シートはとてもよく出来ています(ローバーのアクティブラインなんて全車純正本革レカロ！)。長距離の運転は本当に疲れ知らずです。動力性能は1700kgの車重に対して、明らかに不足している感がありますが、走り出してしまえばあまり気になりません。ローバー75は、不思議と飛ばす気にならない車です。おそらくインテリアがそうさせるのだと思いますが、とても落ち着いて大らかな気持ちになれます。これもひとつの立派な安全思想だと思います。

満足している点

①レトロモダンな外装
②乗るとこの上なく落ち着く上質なインテリア
③4000回転以上での官能的なエンジンサウンド
短所は後述のごとく多々ありますが、
それを補って余りある長所だと思います。
趣味車と割り切って購入すれば最高です。

不満な点

①ディーラー消滅に伴うメンテナンスの不安
きちんとしたショップのバックアップが必要です。
②トラブルの多さ(有名なところでは下記のごとく)
鬼門のJATCO製AT故障、前期型の電動ファン不良、
カムシャフトセンサー不良、サーモケース脆弱性による水漏れ、
フロントロアアームブッシュの耐久性の低さなど。
自走できるトラブルは、トラブルと思わない寛容さが必要です。
できれば、セカンドカーがあれば安心です。
これ1台ですべてを賄うのは少々不安な面もあります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験