プジョー 407 ステーションワゴン 「大変インパクトのあるエクステリアデザイン...」のユーザーレビュー

大変インパクトのあるエクステリアデザイン...

2007.2.13

総評

大変インパクトのあるエクステリアデザインですので、先ずはこのスタイリングが好みの方でないと気に入っていただけないと思います。
しかし、このクルマは乗ってみないと分かりません。
カタログ数値でみてもまあまあ、実際に乗ってみても初めはまあまあみたいな感じで、一瞬で「すごい！」と感じるところはほとんどないクルマです。しかし、このクルマはいろいろな面がまあまあとしながらも、それらがものすごい高い次元でバランスされています。
納車されて初めはちょっと後悔した時もあったのですが、乗り慣れてきて、ようやくこのクルマのすごさが分かってきました。
言葉で表現するのは難しいのですが、このクルマは高い次元でバランスされていることからくる余裕みたいなものをドライバーに与え、運転が疲れるどころか、運転することで癒される感じがするクルマです。
私自身40歳になり、過去国産車、輸入車問わず10台近く乗り継いできましたが、こんな奥深さのある、乗るたびに新鮮味さえ与えるクルマは初めてです。その意味からも、このクルマの良さが理解できるには、クルマが好きで、かつ経験がないと無理かも知れません。偏見で言ってしまうと年齢は30代から上の方で、大人の運転（クルマとの付き合い方）ができるクルマ好きの方でしょうか？かつ、モノに対して逸品とかマイナー志向など、こだわりのあるの方が好まれるかも。
もっと分かり易く、メジャーなクルマが好みであれば、価格相応に大変できの良いドイツ御三家の方をお薦めします。

とにかく、このクルマは乗ってみないと分かりません。
乗ってるうちに、笑っちゃうくらいハマってしまうかも・・・そんな予感をさせるクルマです。

満足している点

①独創的でスポーティなエクステリアデザイン
②スムーズなダンピングを示すサスペンションと、大きいサイズでクッションの効いたシート、そしてとても静かな室内が生み出す快適な乗り心地
③乗っている人が少ない（私自身がマイナー志向なので）
④FFとは思えないニュートラルなハンドリング（重さは絶妙ですが、キックバックはやや大きめです）
⑤コストパフォーマンスの高い充実装備
⑥金庫のように重厚なドア
⑦スムーズで気持ちよく吹け上がるV6エンジン
⑧滑らかな加速と高燃費に寄与する6速AT
⑨夜も車内を明るくする、開放感抜群のガラスルーフ
⑩EuroNCAPにおける5つ星の安全性

不満な点

【購入前から分かって（納得して）いたこと】
①ボディーカラーは豊富なのに黒1色のモール
②左ハンドル仕様のインタフェース（ATゲート、サイドブレーキ、その他レバー類・・・慣れるしかないですね）
③フロントにカップホルダーがない（ドアポケットで代替しています）
④後席の足元のスペースが狭い（シートが大きいことも影響していますが、ほとんど子供が座るので困ってはいません）
⑤後席への乗降性の悪さ（デザイン優先でドアが小さいので仕方がないですね）
⑥DVD、ミユージックサーバのドライブがカーゴルームにあるため、メディアの交換が面倒

【購入後に分かったこと】
①リアのフロアマットがセンタートンネル部分をカバーしていない（子供に汚されてしまう）
②ナビのリモコン格納場所（コンソールボックスにスッキリ格納されるのはよいのですが、前後が逆向き格納されることも相まって、頻繁（迂回路の案内など）に使う時に使い難いです。理想はタッチパネル！）
③ナビとオーディオ（共にカロッツェリア製）が基本的には別物のため、使い難い面がある（例えばナビの音声案内時にオーディオの音を自動的に小さくならないなど）

以上、大変細かいことも含めて不満点を挙げましたが、いずれも慣れや代替できるなど、基本的には許せる範囲です。
　（そのようにできている理由もちゃんとあるので、個人的に「改善されてくれるといいなぁ」程度の不満です）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験