プジョー 406 セダン 「ＦＦミドルセダンの新たなスタンダードとな...」のユーザーレビュー

ＦＦミドルセダンの新たなスタンダードとな...

2004.5.18

総評

ＦＦミドルセダンの新たなスタンダードとなり、日本国内でもコロナ（プレミオ）やアテンザなどの手本になったと云われていますが、プジョー社の潜在能力の高さをじわりと感じさせる一台です。
この車を買うまでは５０５などのフランス車に数台乗っていましたので、機械的な信頼性はそれなりのもの、とあまり期待していませんでした。ところが購入後６年が経ようというのに故障らしい故障は一切なし。これは日本車も含めてこれまで買ってきた中で初めてのことで、年を負う毎に驚きを増すばかりです。Ｖ６エンジンは初期型特有のすばらしいレスポンスを示し、パワー＆フィーリングは文句なし。田舎道が中心ながら燃費も８km/Lを下ったことは６年で一度も無く、３Ｌとは思えないほど優秀。欧州車、中でもプジョーを選んで良かったと心底感じさせる逸品だと思います。

満足している点

・購入後６年間故障は一切無し。究極の信頼感。
・初期型特有のハイレスポンスなＶ６エンジン
・燃費やメンテナンスでの高い経済性
・雪道での抜群の強さ。

不満な点

購入当時はドイツ車みたいに硬い車体だな、と思わせたが、６年も経つとドアを閉めたときなど、ちょっとだらしない音をたてだしたのは気になる。複雑なマルチリンクサスだが、従来にない高剛性ボディハイパワーエンジンとの相性がいまひとつ。個人的にはターボディーゼル程度のパワーと、それに見合った乗り心地のよい車体のバージョンを望みたい。
３０６よりも小さいシートには愕然としたが、すわり心地そのものは意外に悪くない。しかし前車の５０５と比べるとあまりにも貧相。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験