日産 インフイニティQ45 「いかにも日産車らしい高級車である。よくセ...」のユーザーレビュー

いかにも日産車らしい高級車である。よくセ...

2002.8.7

総評

いかにも日産車らしい高級車である。よくセルシオと比較されていた時代があるが、コンセプトがあまりにも違うので比較にならないと思う。強いて言うならば、「静のセルシオ・動のインフィニティ」である。私の乗った限りでは、この頃まではセルシオよりもインフィニティが走りでは上をいっていたと思う。勿論、装備や静かさでは話にならなかったが・・・。とてもいい車なのに、初期のデザインがあまりにも悪すぎたため売れなかったことを大変悲しく思う。せめて、マイナーチェンジ後のスタイルで出ていたなら、２代目インフィニティが出ていたであろう。とても残念だ。

満足している点

他のどのクルマにも似ていないとても迫力のあるスタイル（初期のデザインは酷かった）と、素晴らしい動力性能。アクティブサスにパワーが食われるが、それをもろともしない出足の良さ。とても大きなサルーンを振り回しているように思えない豪快な走り。当時のニッサンの最高技術で出来たエンジンは最高である。さらにハイスピードでのコーナリングなど、マルチリンクサス＋アクティブサスの絶妙なバランスが高次元の走りを実現している、いかなる場面での安定した走り。まさに、オン・ザ・レール感覚。

不満な点

スピードに乗った後のストッピングパワーが弱い。このボディで１５インチ用のブレーキでは物足りない。あと、当たり前のように壊れたアクティブサス。３・４回入院した挙句直らなかったので、生産ラインに乗せて足回りを全部新品にしてもらった。一応クレーム処理で終わったが、今度壊れたら有料なので、一体いくらかかるのか・・・。今のニッサンに始まったことではないが、内装のつくりが値段にしてはチープなのは少々がっかりではある。でも、一番不満な点は維持費が箆棒に高いこと。ま、庶民のクルマでは無いのでしょうがないか。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験