2019年6月
■2019年6月
モーガンカーズ・ジャパンは、ブランニューモデルとなる「モーガン・プラス・シックス」を2019年6月28日に販売を開始した。
1909年に設立されたモーガン・モーター・カンパニーはスポーツカーをハンドビルドする英国の自動車メーカー。AERO8以来19年ぶりの新型車となる「プラス・シックス」は、これまでのモデルと共通するクラシカルなスタイリングが持ち味だが、ボディにはねじれ新設計のCXジェネレーション接着アルミプラットフォームを採用する。シャシー重量をわずか98kgに抑えながら、従来型に対してねじれ剛性を100%向上させたという。
ボディサイズは全長3890mm×全幅1756mm×全高1220mm。搭載されるパワーユニットはBMW製の3.0リッター直6ターボのB58型で最高出力250kW(340ps)/6500rpm、最大トルクも500Nmを発生する。トランスミッションはマニュアルモードを備えた8速ATが組み合わされる。車両重量は1075kgに抑えられており、0-100㎞/h加速4.2秒、最高速は267㎞/hに達するという。新パワートレインの採用によってCO2排出量は170g/㎞と、モーガン車の中ではもっとも環境性能にすぐれたモデルとなっている。
新デザインの軽量コンポジットハードトップは1960年代のロードレーサースタイルをほうふつとさせるもので、プラス・シックス・ツーリングとプラス・シックス・ファーストエディションに標準装備。脱着式で完全に取り外すことも可能である。
コクピットはよりドライバーにフォーカスされた新デザインを採用。ドライバー目線の中央にディスプレイスクリーンを配置し、数多くのウッドやカラーコンビネーションによって好みの仕様に仕立てることが可能だ。ドアには新デザインのパドルライト、センターロッキングシステム、ドア内張りにはスピーカーが埋め込まれている。インテリアにもモーガン独自のクラフトマンシップとデザインが継承されている。
日本でのデリバリーは2020年春頃を予定している。