三菱 ディアマンテ 「スタイルが好きか否か。『ディアマンテ』と...」のユーザーレビュー

スタイルが好きか否か。『ディアマンテ』と...

2007.7.23

総評

スタイルが好きか否か。『ディアマンテ』という存在に価値を見出せるか否か。それが可能な場合は、本当に"愛車"にふさわしい存在である。

会社や車名を言わなければ「かっこいい」と言ってもらえるクルマである。

前期方のＭ系とＲ系ではだいぶ性格が違うので、注意して買うべき。私はゆっくり余裕を持って乗れればよかったのだが、Ｍ系を選んでしまい後悔した(ただしＲ系と比較できるからであって、Ｍ系単体で考慮した場合は後悔に値しない)。MAXパワーを要求しないのであれば、強くＲ系をオススメする。Ｍ-ＳＥよりも、友人のＧＴ-Ｂの方が加速はよかった。

故障とは常に隣り合わせで、車輌としての信頼感はないに等しい。ＡＴとパワステのフィーリングには常に悩まされるだろう。特にＡＴに関しては三菱全体で弱い部品だが、三菱でも公表しないまでも認識してるが、改善はされていない。パワーウインドウに関しては、動かなくなるのではなく、ちょい上がり→停止を繰り返す。


この車を所有することで得られる満足感は、非常に高い。
ただし、他社高級車と比較して優越感を得たいのであれば、この車を選ぶのは間違いだといいたい。"高級車"という括りで比較した場合、大きく水をあけられてしまう。信頼性のなさ、品質のバラつき、会社としての対応の悪さが露呈してしまうからである。


好きな人が乗る粋なクルマ、かもしれないが、万人にオススメできるクルマではない。「○○○と比べて」乗るクルマでもない。

余談だが、実はオーストラリアではポピュラーなクルマだ。

満足している点

●スタイリング
これが気に入れば、あとは全て許せてしまうほどの魔性。他のどの国産車も持ち合わせていない、この車輌特有の稀有の長所。

●パワーと燃費のバランス
カタログ値270psで、リッター約9km。

●インベックス２―5AT
この時期には他に例を見ない、マニュアルモード有りの5AT。

不満な点

●ディーラーがアホ、三菱自体の企業姿勢が疑問
三菱の対応は他のディーラー(と言っても日産とトヨタしか知らないけど)と比較すると、数段劣る。危機感がない。もちろん、地域や店舗によるとは思う。
１社だけでハイビーム切り替えを変な操作で行うような、企業姿勢。それはいいとしても、改善しないのがイヤ。

●故障が多い(部品が壊れる)
パワステ、パワーウインドウ、ＡＴ、ウインカーレバー、水漏れ、ワイパーモーター･･･etc　とにかく壊れる。ウインカーレバーなんて保安部品なのに簡単に壊れる。他のメーカーで壊れたとこ見たことない。問い合わせたら「どうしても操作時に力がかかる」との回答で、わかっているなら最初から部品強度もたせとけやって話。水漏れって今時なかなか聞かない。仮にも三菱ではハイオーナーカーなのに。

●個体差がすごく激しい
この時期の三菱車特有。
ハズレに当たると、部品のたてつけが悪かったりする。

●乗っているとわからない高級感
エンジン音がガサツ。内装も結構チープ。タッチフィーリングが悪い。ＡＣコントローラーはミラージュと共通(てか三菱全車種)。
ただし、黒/ベージュ本皮と最終型(エアコンがダイヤル式のタイプ)のメインコンソールは別格。

●ＭＭＣＳ
拡張性・汎用性に欠けるマルチ。いざとなれば交換可能だが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験