三菱 ディアマンテ 「三菱に高級車は造れない やはり三菱に高級車造りは無理だったと感じさせた一台。 外装は某ドイツ車を真似ただけあって威圧感だけは抜群だが、内装の質感の低さ」のユーザーレビュー

三菱に高級車は造れない やはり三菱に高級車造りは無理だったと感じさせた一台。 外装は某ドイツ車を真似ただけあって威圧感だけは抜群だが、内装の質感の低さ

2010.7.18

総評

三菱に高級車は造れない
やはり三菱に高級車造りは無理だったと感じさせた一台。
外装は某ドイツ車を真似ただけあって威圧感だけは抜群だが、内装の質感の低さが三菱が高級車造りを理解していないことを如実に物語っている。
ダッシュボード等の樹脂パーツはシボ加工が荒く、軽自動車や廉価なコンパクトカーと同レベルだし、木目調パネルは無駄に光沢がありプラスチック感丸出しで本当に高級車なのかと疑いたくなる(Ａ/Ｃのスイッチボタンがミラージュと同じなのも自称高級車として如何なものか)
唯一の救いはシートの造りが良く、長時間乗ってても腰に負担がかからなかったことと、ディーラーでの対応が上々だったことぐらい。
誤解を恐れずに言えば似非高級車と言ったところか。

満足している点

Ｂ○Ｗのコピーデザインだがうまくまとめている。直線基調のデザインのため初心者でも取り回しにさほど苦労しないだろう。
また、中古価格も同時期の他車と比べ圧倒的に安いため手軽に高級車気分を味わいたい人にはお勧めできる。
※ただし故障の発生しやすい車のためサービスの充実したディーラー系での購入が望ましい。ディアマンテの前にはメルセデスベンツＣ２８０、その前はアルファ１５５Ｖ６に乗っていたが故障回数はアルファの次に多かった･･･
エンジンはパワー・トルク共に申し分無し。流れの速い道路も難なく巡航できますし、燃費も３リッターＶ６にしては優秀な方です(平均７～８キロは走りました)
室内もミドルクラスセダンの中で当時としては広い方でした。

不満な点

マイナー車ゆえに知名度が低く高級車と思われていない。また、基本設計が古いため以前は格下モデルだったマークＸやスカイラインの先々代モデルにも質感で劣っている。
スタイルに惚れて買った唯一の国産車だったが電装系の故障が多かったことや、減速時のシフトショックが大きく、１年でＡＴＦを交換するなど他メーカーではありえないトラブルが発生したため早々と見切りをつけて正解だった。
下取り価格もタダ同然のようなもので、苦い経験をしたが『安物買いの銭失い』という諺はあながち間違いでもないと思うようになった(笑)
この車を欲しがる人がいるかどうかは疑問だが、｢スタイルが気に入った｣とか｢安い｣といった安易な理由での購入は止めた方が良い。確かにガワはまともかもしれないが、購入時のメリットをスポイルしてしまうぐらい程度の低い車だと断言できる。
過去のレビューを見ると購入価格が高額＝高級と勘違いしているユーザーが多数いるようだが、カローラをフルオプションで購入してもマークＸより格上になることは無いのと同じで、どんなにオプションを付けたところでこの車がレクサスＧＳやクラウン等より格上になることは無いことを付け加えておきたい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験