2024年11月
■2024年11月
メルセデス・ベンツ日本は、「CLE カブリオレ」に新しく「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+ カブリオレ(ISG)」を追加設定して、2024年11月28日に発売した。
今回発売された「メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ カブリオレ(ISG)」は、同年6月に導入された「メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ クーペ(ISG)」のオープントップモデルだ。ボディサイズは全長4855mm×全幅1935mm×全高1435mm、ホイールベースは2875mmで、既存の「CLE200 カブリオレ スポーツ(ISG)」に比べて、全長が5mm、全幅で75mm、全高は10mm拡大したほか、ホイールベースも10mm伸びている。クーペモデルと同様、前後にワイドフェンダーを採用することで、全幅を大幅に拡大し、ダイナミックさを強調しているのが特徴だ。
パワートレーンもクーペモデルと同じく、最高出力330kW(449PS)、最大トルク560Nmを発生する3.0リッター直6ガソリンターボエンジンに、48V電動スーパーチャージャーとマイルドハイブリッドシステムのISGを追加して、9速ATを組み合わせている。改良された電動スーパーチャージャーの最大加給圧を従来の 0.4barから1.5bar とすることで、最大トルク560Nm(約 10 秒間のオーバーブースト時600Nm)を発生。改良を加えられたISG は、最高出力17kW(23PS)、最大トルク205Nmを発揮する。加えて、前後のトルク配分を最適にする四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」や、「AMG RIDE CONTROL サスペンション」やリアアクスルステアリングを備えている。
エクステリアは、シャークノーズデザインや新しいシャープな形をしたヘッドライト、AMG特有のAシェイプのグリルを採用。リアでは、ひとつながりになったテールライトなどの流れるようなデザインに、ディフューザーを備えたAMGリアエプロンと左右4本出しデザインのテールパイプのスポーティなデザインを採用。また、標準で19インチアルミホイールを備え、オプションで20インチアルミホイールを設定している。ソフトトップは、時速60km以下であれば20秒以内に電動で開閉操作ができるという。
インテリアでは、カブリオレのスポーティさを引き立てるドライバーオリエンテッドなコックピットデザインを採用。人間工学に基づいて12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイを配置している。シートは2色のナッパレザー(ブラックとトンカブラウン/ブラック)を設定し、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージでは、2 色のAMGナッパレザー(ブラックとパワーレッド/ブラック)を用意する。さらにレザーエクスクルーシブパッケージには、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む、運転席・助手席)が含まれている。
ボディカラーは、全7色を設定した。