いすゞ自動車の本社が、2022年に東京都品川区から神奈川県横浜市西区に移転しました。新本社の近くにはライバルの日産自動車の本社がありますが、ライバルを狙ってわざとこの地に移転したのですか？

Answer 1

違います。

旧本社ビル 大森ベルポートはパソコンすら一般化する前の３５年ほど前に建てられた建物だったため、最新のIT環境に対応するには大掛かりな設備投資が必要な状況でした。
それならいっそ現代的なオフィスに引っ越した方が効率的ということでいすゞは移転先を探すことになったそうです

一方、横浜市が市内への大企業の誘致を目的に税金を投入して最先端の設備を持つオフィスビル＝横濱ゲートタワーを建てました。
ですがなかなかテナントが決まらず、目先のテナント料を大幅に値下げしてでもなんとか誘致できる大手企業を探していました。

結果、両者の思惑が一致して横浜にいすゞが移転することになりました。

いすゞにとっては開発・生産の拠点である藤沢工場の最寄り駅である湘南台駅まで相鉄や横浜市営地下鉄で直通する好立地であることが決め手になったそうです。
また、旧本社の最寄り駅は同じ沿線の大森であり、立地的にもともと川崎市・横浜市など神奈川東部に自宅を持つ社員も多く、移転による社員生活への悪影響を最小限に抑えられることも大きかったのではないかと思います。

ちなみに横濱ゲートタワーの周囲は資生堂とかSonyとか一流企業のオフィスだらけです。
日産本社がご近所になったのも単なる偶然ですね。

質問者からのお礼コメント

細かい解説ありがとうございました。

Answer 2

狙うの意味が不明です・・・

いすずは個人向けのクルマは作ってないからあまり関係ないのでは・・・