いすゞのディーゼルエンジンは、トヨタや日産・他のメーカーなどの乗用車用に提供しているのでしょうか?ヨーロッパでは、エコカーとしてデーゼル車が大変多く普及していて約５０％の普及率と聞いております。

Question

日本でもマツダがこの部門で成功しておりますが、国内他メーカーがこの流れに舵をきりだせば、いすゞ自動車がOEMで儲けるのでは?・・・

Answer 1

4EH2の1.7Lディーゼルはオペルでの採用が終わりましたし、今は無いと思います。

いすゞの問題というかGMグループの傘下だった会社共通の問題ですが、エンジンを開発しても親会社であるGMが特許やライセンスなどを吸い上げられるようになっていたので、GMから離れたいすゞは新規に１から開発したエンジンでないと他社に供給することが難しいです。逆に、GMはいすゞが無くても過去にいすゞが開発したエンジンは使えるので、未だいすゞ設計のDuramaxエンジンがGMのピックアップに積まれてたと思います。また、排ガス規制等の甘い国や地域ではいすゞ設計のエンジンが積まれているかもしれません。

トヨタと資本提携して1.6Lディーゼルエンジンを供給するような話もありましたが、トヨタは新規開発や工場設備投資をせずにヨーロッパではBMWからディーゼルエンジンの供給を受けるようになったので、いすゞ製のディーゼルエンジンを積む話は実質的に消えています。
いすゞも採用されるあてがないのに1.6Lの乗用車用エンジンを開発するような資金は無いでしょうし。乗用車に載せられなくもないサイズでD-MAX用の2.5Lディーゼルエンジンがありますが、2.5Lで163PS。VW Amarokの2.0 TDIが140PSと180PSなので、とりたてて目立つスペックでもなく…。 トヨタが最大株主というわけではないですから、トヨタ以外の会社と提携してエンジンを開発という流れでないと難しいと思います。

Answer 2

いすゞの乗用車ディーゼルエンジンは欧州に輸出していますが国産ディーゼル乗用車には有りません
大型車はトヨタには有りません日産の大型車は三菱のエンジンです

排気ガスの環境に与える影響は欧州と日本では考え方が違います
日本では喘息の原因のＮＯＸを問題にしていますが欧州では地球の温暖化を問題にしています、
欧州では地球の温暖化の原因の炭酸ガスが少ないディーゼル車が環境に良いエンジンと考えています
なので欧州では燃費が良く環境(地球温暖化)に良いディーゼル車が多いのです

Answer 3

そうかもしれませんね。
ただ「いすゞ自動車」は乗用車用のエンジンは今ではないですよね。
OEMだけで開発しますかねぇ？
各メーカーには大型トラックメーカーがありますからそちらから供給されませんかね？