車の維持費。 ダッジ・チャージャー(6.1L) の購入を検討中なのですが、 毎月の維持費はいくらくらいかかりますか？

Question

ローンや、燃料費は含まない計算でお願いします。

Answer 1

↓とても勉強になりました！

Answer 2

ディーラー車か並行輸入車かでも少し違いますが....

ローンとガソリンを除いたら、メインは自動車税と自動車保険ですね。

ＳＲＴ8は排気量が6100ｃｃなので、自動車税は11万です。毎年必ずかかります。
それと自動車保険。ダッジチャージャーはディーラー車でもエンジンが「型式不明」となりますので、「お安くできます」が合言葉のネット保険はほぼ全滅で加入できません。今入っていたとしても、良くて満期日までで、「他に入ってください」と言われます。
店舗を持っているような大手自動車保険会社しか加入できません。
同じプラットフォームを持つ、クライスラーのＣ300なら、型式があるのでＳＲＴ8以外のグレードだと加入できるんですけど、チャージャーは全部ダメです。
20歳前後のようなので、車両保険をつければ大体1年に30万前後でしょうか。

車検がおそらく中古なので、2年に1回、部品交換などを考えると、30万前後。（重量税・自賠責だけで10万くらい）

ＳＲＴ8に代表されるＨＥＭＩエンジンは手入れを怠るとエンジンの寿命を縮める上に、大きな故障につながることになります。最低でも6ヶ月に1回のオイルとオイルエレメントの同時交換が必要。（長距離移動が多い場合は2ヶ月に1回、2000km毎..という人も珍しくありません。）
これがＳＲＴ8の場合には約1万5千円/回（ディーラー）。車屋さんはわかりません。
オイルも粘度が日本車とは違いますから、ご注意を。
2.7Lや3.5LだとHEMIエンジンではないので、そこまで気にかけなくてもいいとは思いますが...。

そして最も厄介なのが、故障のような不意の事態に対する出費。日本車では考えられないような、故障が起こります。電気系は「消耗品」と考えてください、とのこと。エアコンのコンプレッサーを始め、パワーウィンドウやシフトレバーが壊れた..なんてこともあるようです。
また、日本のように高温多湿の気候にも弱いので、なにかとトラブルは起こしても不思議はないかと。
1回壊れると、10万単位でお金が飛びます。

並行輸入車だとディーラーでの修理などの工場整備を断られる場合もあります。
よっぽど信頼できる車屋さんを自分で見つけないと、メーターの改ざんや取替えられたものをつかまされる恐れもあり、メーター表示されているものより実際にはものすごく走っているために、故障が多いこともあります。
また満足できる内容の整備ができないところもあり、結局高くつくことにもなるかもしれません。
もちろんアメ車の場合、日本車と違い「個性」がありますので、よく故障する「個体」もあるようなので、こればっかりはなんともいえません。
また、ディーラーであれば、部品の在庫はあると思われますが、車屋の場合にはないこともあり、アメリカ本国から輸入して..となると、平気で修理に2ヶ月とかかかることもあります。

燃料費は含まない、とありますが、街乗りだと5km/lぐらいのことも珍しくないですよ。しかも当然ハイオク。
20km/lとか言っている国産車とはえらい違いです。

話しはそれましたが、以上のことから、ローンと燃料費を除いた維持費は自動車保険と自動車税とオイルなどのメンテナンス費用、車検費用などで、最低でも1ヶ月に5～6万はかかる、と見ておいたほうがよいかと。
あとは不意の故障のために、予備費として50万くらいは常に置いておきたいところかと思います。

あ、あと忘れていました。駐車場代。
自宅や土地が余っているような地域なら構いませんが、たとえば東京都23区内みたいなところだと、外車OKな駐車場やセレブ御用達のようなところでないと、枠内には入るけれども、ドアが開けられない..なんてことも。
よって、2台分借りなければいけない人もいる、と聞きました。
大体都内だと、4～5万円/台くらいなので、場合によってはその倍かかるかも知れません。
住んでいる地域次第なので、何ともいえませんが、こちらもお忘れなく。

これが「アメ車は購入は簡単だが、維持が難しい」といわれる所以かもしれませんね。

でもいいですよ～あのエンジン音とパワー。私は大好きです。