ダイハツ ネイキッド 「ハスラーの原型」のユーザーレビュー

ハスラーの原型

2022.2.28

総評

21年目ですが100点。とはいえ、あちこち劣化は進んでます。しかし、エンジンは20年目のときに、ガスケットからのオイル漏れとブロックのクラックにより、それ以外のパーツはおそらく無交換のまま、外皮だけ新品になりました。
セカンドカーなので、21年目でも総走行距離はまだ13.6万km代です。エンジンも何パーセントか新品になりましたし、まだまだ行けますよ（笑）

満足している点

タービンの回る音が車内に気持ち良く聞こえる。
フロントグリル、ドアミラー、ドアノブがメッキ仕上げ（ターボX標準装備）。
21年経っても通用するボディデザイン。
買う時に『朽ち果てるまで乗る』と決め実行中、最近朽ちてきたよ（笑）
ステンレスガードを前後バンパーにオプション装着した希少なターボX、この20年間でこれ付けてる他のターボX見たことない。
当時のセルシオと同じスマートキー。リモコンを持って近付くと自動開錠、離れると自動施錠。
家庭用100Vコンセントがセンターコンソールにある。
ドラミラーがトラックみたいに縦長に大きいのでバックする時凄く便利で心強い。
2色コンビの本革巻きステアリング。
全面平面ガラスが初代フィアットパンダみたいで好き。

不満な点

インパネデザインは昔のジムニーチック。
昨今のKカーより車内の前後左右が狭い。
エアコンの効きは新車時から弱いけど私のシトロエンより効く（笑）
2スピーカー、リアシートが外せるタイプを選んだ弊害。
20年経って急激に塗装劣化が進行、ボンネットとルーフが特にひどくボロボロ←朽ちてきた。
ディスチャージヘッドライトも20年物は暗い。
はじめから遮音性能が低い。
スマートキーはもう直せないと言われて久しく、ドアキーホールが運転席ドアにしかなく不便極まりない。
カップホルダーの底受け側が取れてしまった、プラスチック劣化のせいだろう。
燃料計には始めからエンプティランプがなく警告音も鳴らない、ぎりぎりまで給油しないのが私流、よって、いつガス欠で止まるかドキドキハラハラスリリング。
ATの1速から2速へのシフトショックが大きい。

デザイン

5

他社にパクられるくらい素晴らしい。
でも、初代フィアットパンダのパクリですよ、これ（笑）
マイナーチェンジで出た角形ライトのほうはホントにフィアットパンダ（笑）。
シートが外せるというのもパンダのパクリ。ただ、本家はフロントシート、アウトドアチェアとして使えた。ネイキッドのリアシート外しは荷室拡大なので目的が違うんだけど、外したリアシートは重くて全く手軽感がなく、置き場に困り、21年間で外したのは一度きり。

走行性能

5

イイですよ、ターボ車ですから。

乗り心地

1

55偏平なので悪い（笑）。
純正標準がポテンザでしたしから、当時は連続1時間も乗ると肩凝るし気持ち悪くなるし大変でした。しかし、年々タイヤ開発が進み、乗り心地重視、燃費重視の55タイヤが軽自動車用にもラインナップされ、良い時代になりましたね。

積載性

4

トランクの底の一部が台形に凹んでおり平らに物が積めない。リアシートが外せるほうを選択したので、外したら床はフラットで広大。　
これから中古車を探すかた、リアシートが外せないタイプもあるので留意してください。

燃費

1

悪い
パジェロミニ並みですよ（笑）

価格

2

車両価格は160万円くらいだったかな。

故障経験

購入して半年程でパワステが壊れユニット交換。
スマートキーが5年程前から再起不能。こうなるまでに2.３回修理した。
前回車検前の法定点検でガスケットからオイル漏れがありヘッドカバー交換。
前回車検時にエンジンブロックにクラックが見つかりブロック交換。
トリップメーターが動かなくなって1年程。
ドアキーホールシャッターが閉まらなくなっている。