クライスラー 300C(セダン) のみんなの質問

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クライスラー300cに乗ってます

PCD変換スペーサー 2枚(1Set)
PCD 5h115→PCD 5h114.3
外径 150mm 内径 71mm 厚み 20mm
ボルトサイズ 12x1.5 材質 アルミ合金6061 T-6製


んな感じの国産用ホイールが入るとの事なんですけど、これってどーなんでしょーか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

結論から申し上げると取付厳禁です。わたしの周りでも、300C、チャジャー、チャレンジャー、マグナム等のクライスラーLX系で、アルミ合金系のワイドトレッドスペーサーやPCD変換スペーサーを使っている人はいません。

■ なぜ危険か?

車体のハブは、頑強な鋼鉄製の台座でハブボルトを支え、そこにホイールを固定します。一方、ワイトレは鍛造とはいえ柔らかいアルミ合金系の台座でホイール固定用のボルトを固定します。このボルトの付け根部分がどうしても弱いのです。ブレーキングや加速の度にボルトが回転方向に傾こうとして金属疲労を起こしやすいのです。軽量低パワー車であれば何とかなっても、300Cには剛性不足です。バネ下を軽くしたい高額スポーツ車両でもハブはアルミではなく鋼鉄製です。コストの問題ではなく剛性上必要なので、鋼鉄を使っています。
通常走行では問題なくても、縁石にヒットして車輪がもぎ取れコントロール不能で歩行者に突っ込んだり、事故で車輪が外れて反対車線に車輪が転がり対向車を巻き込んだりと、あらぬ二次災害の危険性もあります。 そんなことから、PCD変換スペーサーもワイドトレッドスペーサーも、市販商品の説明書には「公道使用不可」と書かれています。

■ 装着方法 PCD加工

まずはスペックのご確認から。クライスラー300Cのハブ周りは以下の通り。
・PCD115×5穴
・M14×P1.5
・車体側センターハブ径71.5mm
・ホイール側ハブ穴内径71.6mm

国産社外ホイール一般的スペック。
・PCD114.3×5穴
・M12×P1.5 or 1.25
・ホイール側ハブ穴内径73.1mm

ご存じの通り「PCD」と「ボルト穴」の大きさが異なるので300Cには履けません。
・PCD: 115 vs 114.3
・ボルト径: M14 vs M12

しかし、実はこの2つの微妙なサイズの違いを利用してホイールのボルト穴を加工します。つまり、国産ホイールをPCD115のM14に加工するだけで履けるようになります。
PCD115とPCD114.3の半径差はわずが0.35mm。それに対してボルト穴M14とM12の半径の差は1mmもあります。従って、PCD114.3×5穴のM12の穴の上から、PCD115×5穴のM14の穴を空けるだけで、元の穴を残さず大きな穴がきれいに空くということです。
こうした加工を「PCD加工」といって、このキーワードで検索すると沢山業者さんが出てきます。実際にはホイールのデザインを選ぶことが多いのですが、PCD114.3のM12穴をPCD115のM14穴に加工することに関しては、デザインを選ばず綺麗に空けることができます。

■ センターハブ

質問者様のスペーサーは危険性の議論以前に、ハブ穴が71.0mmと小さく、車体のセンターハブ71.5mmには装着できません。ホイールを装着するにも、きちんとセンターハブを噛み合わせる必要があります。つまりセンターハブは71.5mmの凸、ホイール側のハブ穴は71.6mmの凹という精度にする必要があります。この凸凹が噛み合うことにより、ホイールセンターを合わせるだけでなく、路面の衝撃からハブボルトの折損を防ぐストッパーとなります。ホイール側の穴が大きければハブリングを使って隙間を埋める必要があります。未だにハブリング不要という無責任な意見がありますが一切無視してください。
国産ホイールの多くがハブ穴の内径が73.1mmです。300Cのセンターハブは71.5mmですので「73/71.5」というサイズのハブリングを装着します。多くは流通していないですが検索すると出てきます。

■ インセットとリム幅

300Cの純正ヒールのスペックです。
・R/T:18×7.5J+24
・SRT8:20×9.0J+25.5

皆さん以下のような社外ホイールを履きます。
・22×9.5J+15~18

基本的にインセットをあまり変えずにリム幅を拡大してツラ出しするのが基本です。インセットを大幅に変えるとサスペンションが設計通りに機能しなくなるためです。インセットはいじっても10mm以下に抑えます。国産ホイールのPCDやハブ穴サイズの問題は解決しても、最後の難関は「インセット」です。

国産ホイールはインセット35~50あたりのサイズが基本です。最近はインセット大き目の車両多いのですが、困ったことに300Cのインセットは24mm。9.5J+15でローダウンフロントツライチで、内側のサスペンションもゆとりあまりありません。従って、35mm等のインセットのホイールではツライチ設定が厳しいということになります。スペーサーは5mmまでしか安全が確保されませんので、ツラ出しのパーツには使えません。基本の国産ホイールでもAWDモデルであれば何とかなるのですが、FRモデルですとインセットセミオーダーできるホイールしか選択肢がありません。ならばPCDも特注できるので、初めからPCDもインセットもオーダーした方がよいです。いやいやそんなお金かけるぐらいなら、初めから300C用の社外ホイール買ってしまった方が安く完成度も高いです。


というわけで、国産ホイールを買っても加工賃も1本2万円程度はかかりますので、個人的には初めから300C用の社外ホイールを用意した方が結果として完成度も高く安いと思います。但し、インセットの少ない国産ホイールで気にったものが見つかれば、それを加工するのもありです。是非、ベストな選択をしてくださいね!

その他の回答 (2件)

  • PCD数値は絶対なんで、変更しようとする場合、無理・負荷がかなり掛かっている事を考えて下さい。
    よって、お勧めは出来ません。

    国産のホイールでも、ピタリと合致するホイールは多数存在しているので、そちらを購入・装着する事をした方が絶対に良いです。

  • 締結に必要なねじ山数を稼げませんから、ねじが緩みホイールが転がって歩行者に当たるかもしれません。
    NHKのニュースで、質問者様の名前を連呼されたくなければ、違うホイールを探して下さい。

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