車メーカーって何でバッテリーや半導体を自社で作らないのでしょうか？

Question

中国のBYDとやらがテスラ超えに向け、なんていう記事がありました。台数はどうでもいいですが「電池や半導体、シートまで一貫した自社生産が強み」というのが興味を引きました。
自分で使うモノなら買ってくるより自分で作る方が安いでしょうし、これが小さい企業ならともかくトヨタやホンダや日産くらい大きければ十分できそうな気がします。実際このBYDは200万台に届かない状態で自社生産しているみたいですし。
車メーカーって何でバッテリーや半導体を自社で作らないのでしょうか？

Answer 1

自社生産しようとすると部品に対するコストが増加（赤字になる）するからです。研究のためにも関連会社でも多少は作っていたりもしますが、自社製品を賄えるようにするには投資が大きくなりますし、投資設備のわりには需要数が少なく工場を維持していけなくなります。研究用には半導体会社でもそうそう変えない高額な設備を自動車メーカの関連会社は持っていたりはしますね。

Answer 2

餅は餅屋

そんな事言ってたら素材の鉄まで作らなきゃいけなくなる。
まぁ、ホンダはＮＳＸ作るのにアルミから作ったとか聞いたことあるけど。

Answer 3

逆じゃないですかね？
BYDは元々電池メーカーで、そこが車を作り始めてます。
今でこそ電気自動車やガソリン車でも半導体をいっぱい使ってますが、元々はそんなに使ってませんでした。
なのでトヨタでも半導体や電池以外はほぼ自社と子会社（グループ企業）で作っています。
じゃあ半導体や電池もと思いますが、すでに日本には半導体や電池を専門としていたり、得意な企業もあります（ありました）。
だったら自社で１から研究・開発・生産を行なうより得意な企業に任せた方が色々上手くいくし、手っ取り早く、お金もかからないんです。

例えば質問者さんが自分で食べる食料（肉や野菜など）を全て作ると言っても、不可能じゃないけどしないですよね？
簡単にいうとそんな感じです。