2014年4月
■2014年4月
ニコル・オートモビルズはBMWのB4カブリオレをベースにしたアルピナB4ビターボカブリオの受注を2014年3月24日から始めると発表した。納車開始が2014年秋からになるため、消費税8%を含んだ価格が発表されている。
B4ビターボカブリオは2014年3月上旬に開催されたジュネーブショーでワールド・プレミアされたばかりのモデルで、非常に早いタイミングで日本への導入となった。
電動開閉式のリトラクタブルハードトップは、スイッチひとつで開閉が可能で、時速18kmまでなら走行中でも開閉操作ができる。急な雨に見舞われた場合の対応も容易だ。逆にルーフを開いたときには、開放感にあふれたオープンエアモータリングにより、五感によってクルマや路面を感じることができ、同時に自然を体感しながらのドライブを実現する。
外観デザインはオープンにしたときの美しさはもちろん、閉じたときの低いルーフラインがスタイリッシュな外観を作っている。ハードトップを採用することで、ルーフを閉じたときの静粛性や快適性を確保している。
アルピナB4ビターボカブリオに搭載されるエンジンは、高精度直噴仕様とバルブトロニックを採用し、ツインターボを装着した直列6気筒3.0リッターで、301kW(410ps)/600N・mの優れた動力性能を発揮する。トルクはわずか2200回転から5200回転までの幅広い回転域で550N・m以上のトルクを発生する。
組み合わされるトランスミッションは新設計されたZF製の電子制御8速スポーツATで、スイッチトロニック付きとなる。0-100km/h加速はわずか4.2秒、また最高巡航速度は300km/hを超えるという。
セダンボディのB3ビターボに比べて拡大された前後のトレッドが、優れた操縦安定性やスポーツ性を実現する。アルピナチューンによって最適化された足回りは、アダプティブサスペンションも採用され、正確なステアリングと、独特のニュートラルで軽快なハンドリングが楽しめる。
B4ビターボカブリオにはダイナミック・ドライビング・コントロール・システムが採用され、パワーステアリング(サーボトロニック)や横滑り防止装置(スタビリティ・コントロール)など、その他のドライビング・ダイナミック設定とも総合的に制御され、優れた安定性を確保する。