ベンツSクラスやＢＭＷ７シリーズ、レクサスLSは法人が買う比率が高いと聞きましたが、法人として買うメリットは何ですか？リースや月払いにして税金対策になるからですか？

Answer 1

会社の社長や役員が取引先に出向くのに安っぽい車だと格が低く見られてしまうという事もあるでしょうし、万が一事故が起きた場合には、安全性の高い車の方が要人を守れるということで、法人が高級車を買う事は多いと思います。

節税の面から見ると、会社の経費（損金算入できる費用）を増やして利益を減らすことによって支払う法人税を減らすという意味合いもあるでしょうね。でも、この場合は無駄なものを買っても、車の購入代金（やリース料金）以上の税金が免除されるわけではないので、収支だけを見るとあまり意味がありません。なので、買ったものがさらなる会社の利益を産み出すために有効に利用される事が前提です。

一番効果が発揮されるのは個人経営や同族企業です。会社から個人に移すお金（利得）を増やすには、役員給与かその会社の株の配当金を増やす方法が考えられますが、この場合、お金を受け取った個人にかかる所得税や住民税も増えてしまいます。また、税務署が認める役員給与以上の金額は損金算入されずに、法人税と所得税の両方がかかってしまいます。
給与や配当を変えずに会社が車を買って個人に使用させる分には、個人が払う税金が増えることはありません。会社としても車を買った事によって減価償却期間中は費用が増えて利益が減りますから、支払う法人税が減るので、1000万円の車を買ったとしても500万円くらいの支出増加で済むという感覚です。利益が減ることにより税率も低いゾーンに入ればなおさらお得です。
もしも個人で1000万円の車を買うために給与を増やすなら、所得税＋住民税の支払いを考慮すると、2000万円くらい渡さないといけなくなってしまいます。

※我々一般企業のサラリーマンがこつこつ貯金して車を買うのとは感覚が違います。法律の許す範囲内でいかにお金や利得を効率よく会社から個人に移すかという問題です。

質問者からのお礼コメント

勉強になりました。ありがとうございます。

Answer 2

リース、ローン、残価設定いずれも経費で計上できるからです。

車のみならず業種によってはマンション、クルーザー、ジェット機など様々なものも経費で計上できます。

Answer 3

税金対策とは言いません。

法人名義で買えば車両価格から点検に車検に修理に保険にガソリンまで全て経費処理。

利益が出たら税金でとられてしまうので安い車に乗って多くの税金納めるのと利益から経費で外車買って利益を少なくして税金は少ないのも同じ結果。

それなら外車や高級車買うのは当たり前のこと。
給料を上げて自腹で買うと上げた給料に所得税が大きくかかるので自腹で買うのはバカらしい。

Answer 4

毎年たんまり利益出てる会社ね。
買う時高く売る時安い最高の節税になります。

Answer 5

それなりの地位にある人と雇われ側の人とでは価値が違う

それと当然ながら節税もあるだろうね


代表者が亡くなると意思決定が行われない（ケガでも大きな問題です）