ベントレー アルナージ 「最後の純英国製のベントレーとなるであろう味...」のユーザーレビュー

最後の純英国製のベントレーとなるであろう味...

2004.3.29

総評

最後の純英国製のベントレーとなるであろう味わい深さ。この雰囲気が無くなるのは淋しい。コンティネンタルＧＴのインプレッションを見ると現行モデルとは比較にならないボディ剛性やＷ１２ツインターボの加速などと誉め讃えられているがハンドリングはアウディ的なはっきりせずフィールの薄いものらしく、ＦＲの最後のベントレーとなるのは本当に淋しい。VOLKSWAGEN AGよりBMWに買収されていたほうが…と思うのは私だけだろうか？脱線しましたが孤高であり世界最高の二度と出ないだろう究極のドライバーズカーです。

満足している点

ベントレー特有のオーラがある。ウッドパネルにしても最近は透かすと向こう側が見えるようなそれが殆どである事を考えると完全な一枚板であり、しかもクルーの職人さんたちが手間暇かけて仕上げるあのクォリティは、もはや美術品と言って差し支えないものだろう。エンジンは一昨年大規模なリファインをしただけあり「シルバークラウド」の頃と比べれば隔世の感がある。パワー自体は文句の付けどころがなく、普通に走るかぎり不満は全く無い。ボディも強靱の一言で、脚も快適でありながらスポーティでもある。

不満な点

やはり燃費はダブルシックスといい勝負である。排気量とツインターボを勘案すれば優秀であるかも知れないが石油の枯渇が目に見えてきた現在、特にプリウスに並ばれた時などは世間に対し罪悪感を感じてしまう。インテリアの細部の仕上げはX350型XJ8の方が間違いなく上だ。リアシートは座面が短くカラダにフィットする感じなので意外と寛げないらしい。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験