アウディ A4 アバント (ワゴン) 「アウディらしさが詰まったステーションワゴン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
5
燃費
3
価格
3

アウディらしさが詰まったステーションワゴン

2022.7.28

年式
2016年4月〜モデル
総評
日本車では数が少なくなってしまったツーリングワゴンだが、輸入車ではしっかりとラインアップされている。その中でアウディは長年作り続けてきた完成度の高さで、使い勝手の良さは日本車のそれらとは比較にならない。さらにクワトロ(4WD)によって、悪路に強い。しなやかな乗り味と相まって、家族の1台としてはもちろん、仕事の1台としても好適だ。
満足している点
メーターパネル内にナビゲーションが表示されるバーチャルコクピット。その見やすさは他車の追従を許さない。これのためだけにアウディを選びたいほどだ。
不満な点
ディーゼルエンジン車のアイドリングストップからの復帰時の振動が大きいところ。
デザイン

5

近年のアウディらしいエッジの効いたエクステリアに、スポーティで上質な雰囲気のインテリアが魅力の1台。長年ステーションワゴンを設定しているだけあって、その完成度の高さは見事。
走行性能

4

ガソリン車は2000cc直4ターボエンジンで、ブースト圧によって150馬力から250馬力までの出力差(グレード差)を設けている。ディーゼルエンジンも排気量は同等で、160馬力と200馬力をラインアップ。マイルドハイブリッドにより、加速力はアップするばかりではなく、低速時の静粛性も増している。FFのほかクワトロ(4WD)の設定も用意されている。
乗り心地

4

アウディらしく適度なしなやかさと居住性の高さから、パッセンジャーが不満を抱くことはないだろう。2列目シートの足元も十分に広く、オトナ4人が快適に移動できる空間だ。静粛性は高め。
積載性

5

ハッチバックやコンパクトSUVが裸足で逃げ出すような広大な収納を実現。SUVと違うのは荷物を持ち上げる必要がないところで、背の小さい方でもラクに荷下ろしができる。使い勝手の良さはさすがアウディといったところだ。
燃費

3

ディーゼルエンジン車の公称燃費は18km/リットル、ガソリン車で15km。ディーゼルを街中で走らせた時は13km/リットル台であった。アシストハイブリッドはそれほど燃費改善には寄与しないようだ。
価格

3

エントリーで500万円から。アウディの常でオプションは高めで、50万円〜100万円は考えた方がよいだろう。結果、乗り出しは600万円後半から700万円前半と見ておいた方がよい。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
アウディ A4 アバント (ワゴン) 新型・現行モデル

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