新型ゴルフVIに試乗! 6世代目の原点回帰
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹
先代のデビューから、ちょうど5年。輸入車の定番、フォルクスワーゲン・ゴルフがフルモデルチェンジで6世代目へと進化を遂げた。振り返ってみると、先代の通称ゴルフVについて私はかなり厳しい評価をしてきた。もちろん全面否定だったわけではなく、たとえば走行性能や内外装のクオリティについてはライバルを寄せ付けないものだと大いに感心していた。
しかし一方で、ますます大きくなってしまったボディサイズや、特に革新的とは言えず合理精神も薄まってしまったパッケージングなどには、ゴルフを名乗るクルマがこの程度で良いのかな? と感じていたことを隠すつもりはない。素晴らしい小型車であることは認める。けれど、これがゴルフである以上、この程度では納得できないぞと思っていたのだ。これはゴルフへの期待値の高さと、思い入れの強さゆえのことだと自分では思っている。モデルライフ後半になって投入された、TSIエンジン+DSGという走りと環境性能を劇的に飛躍させるコンテンツが無ければ、あるいはその評価は厳しいままで終わったかもしれない。
そんな目で見た新型ゴルフの第一印象は、とてもポジティブなものだった。今にして思えばそれはそれで魅力を感じないわけではないが、やはりちょっと浮ついた感じもするゴルフVと較べると、そのシンプルな直線基調でまとめられた外観は、とても清々しい印象をもたらしている。無闇にサイズアップしなかったのも良かった。安心してほしい。1790mmの全幅も、単に大きくなったドアノブの分である。頭に浮かんだのは“原点回帰”という言葉。新鮮味には乏しいものの、いかにもゴルフらしい安心感が、そこからは感じられるように思う。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トヨタ「シエンタ」 一部改良でデジタルキーに対応!新ボディカラーも追加設定
Juju、ラップダウン喫し20位に終わるも「タイヤが落ちてきたときのペースは悪くなかった」/SF第2戦
おばあちゃんにスイスポ買ってもらったぜ! ヒジョーに喜ばしいが1点だけ気を付けることは?
スズキ「ジムニー」のコンペティターはフィアット「パンダ クロス 4×4」!? 試乗して分かった現実とは? 買うなら「エブリイワゴン」も候補に【AMWリレーインプレ】
牧野任祐「もう号泣、涙が止まらなかったです」 村岡総監督「本当にこの瞬間を待っていました」【SF第2戦決勝会見】
試乗プレイバック いいクルマだった!! VWゴルフVIIはクラウンより乗り心地がよかったのはウソ偽り誇張じゃない!!
彼女のトヨタ「C-HR」は“極低車高”スタイル! 愛車歴6年目のオーナーがカスタムに目覚めて仕上げたピンクの内装とは
日産キャラバンが仕様変更。安全装備の改良や新ボディカラーの設定などを実施
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦オートポリスは野中誠太が2勝目をマーク
シビックe:HEVでレースに挑む【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
249km/hに耐えるソフトトップ メルセデス・ベンツCLE 450 カブリオレへ試乗 美しい海岸線を味わいたい
ランボルギーニ「レヴエルト」に高級オーディオがオプションに! V12サウンドにかき消されずに「ソナス・ファベール」の音色を堪能できる!?
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!